「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

YAMADA スマートハウスでHundai新型EVとセット販売

ヤマダホールディングス(本社:群馬県高崎市)は4月26日、ヤマダホームズ(本社:群馬県高崎市)が展開する次世代住宅「YAMADAスマートハウス」でHundai Mobility Japan(本社:横浜市西区、以下、Hyndai)の新型EV(電気自動車)「KONA」とのセット販売を開始すると発表した。
この方針に沿って、4月27日にヤマダデンキ創業の地、前橋・吉岡エリアの「Tecc LIFE SELECT前橋吉岡店」を敷地内に「KONA」を備えたモデルハウスをオープンしている。

タイ 3月自動車生産台数23%減 8カ月連続マイナス

タイ工業連盟(FTI)のまとめによると、3月の同国の自動車生産台数は前年同月比23%減の13万8,331台にとどまった。この結果、8カ月連続のマイナスとなり、減少に転じた2023年8月以降、減少幅は最大を更新した。国内向け販売が同41%減の4万6,523台と低調だったことに加え、周辺国への輸出も伸び悩んでいる。

トヨタ 中国テンセントとEVソフトウェア分野で連携

トヨタ自動車は4月25日、中国のネット大手、テンセント(騰訊控股)と戦略提携すると発表した。AI(人工知能)やビッグデータなど、トヨタが中国で販売する電気自動車(EV)に搭載するソフトウェア分野で連携、協力する。トヨタは次世代車の要となる車載ソフトで中国企業と連携し、開発速度を引き上げる。今年中に共同開発したソフトなどを搭載した車両を市場投入する計画。

タカラレーベン 総戸数924戸 フジタとのベトナム事業竣工

タカラレーベン(本社:東京都千代田区)は4月24日、ベトナム・ハイフォン市でフジタ(本社:東京都渋谷区)と共同開発中の分譲マンションプロジェクト「THE MINATO RESIDENCE」が竣工したと発表した。同プロジェクトは開発・建築・管理まですべてがオール日系で担う初の大規模マンションプロジェクト。敷地面積1万2,760㎡、鉄筋コンクリート造、地上26階建て(2棟構成)で、総戸数924戸。
立地はLach Tray(ラックチャイ)川沿いに位置する新市街地エリア。周辺には高級ヴィラ、日系ホテルや商業施設も揃っている。また、日本人をはじめ多くの外国人が居住するエリアとしてハイフォン市内でも知名度が高い。

大林組 建設工事でGX建設機械の導入開始 脱炭素化を推進

大林組(本社:東京都港区)は4月25日、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして、2024年度より国内建設工事で20t級のバッテリー式油圧ショベルをはじめとしたGX建設機械の導入を開始すると発表した。まず首都圏のトンネル工事でバッテリー式20t級油圧ショベルに続き、これまで採用実績がなかった移動式クレーンなどのGX建設機械の導入も予定している。

ソーラーフロンティア,東急G 太陽光発電設備譲渡契約締結

出光興産の100%子会社、ソーラーフロンティア、東急、東急パワーサプライは4月25日、東急グループの脱炭素社会実現に向けた再生可能エネルギー確保のため、3月に太陽光発電所設備譲渡基本契約を締結したと発表した。ソーラーフロンティアと東急グループが協業し、2026年度までに合計30MWの太陽光発電所の開発を目指す。この協業により、東急グループは2026年度までに約4,000t-CO2のCO2排出量を削減できる見込み。

TOYOなど アンモニア原料の小型水素製造装置で覚書

東洋エンジニアリング(以下、TOYO)、日本精線、中部電力、中部電力ミカライズの4社は4月24日、水素のさらなる利活用を進めるため、アンモニアを原料に水素を製造する小型アンモニアクラッキング装置の実用化を目的とした共同検討に関する覚書を締結したと発表した。
TOYOと日本精線は同装置の機器の開発を担う。中部電力と中部電力ミカライズは同装置に関する市場調査や経済性評価を実施するとともに、実用化に必要な技術要件を検討する。

ホンダ カナダでEVと電池生産 総投資額1兆7,000億円

ホンダ(本社:東京都港区)は4月25日、カナダ・オンタリオ州でEV(電気自動車)と電池を生産する工場を建設する方針を発表した。総投資額は150億カナダドル(1兆7,000億円)。カナダ政府などから補助金を受ける方向で協議を進めている。ホンダの三部社長が、カナダのトルドー首相とともに記者会見し、明らかにした。
EVの生産台数は年間24万台を想定しており、2028年に稼働させる計画。さらにホンダは電池の主要部材も、正極材は韓国のPOSCO Future M Co/.Ltd.と、セパレータは旭化成とそれぞれカナダで合弁で生産することを同日、発表した。電池の現地生産によって、コストをこれまでと比べおよそ20%削減できると見込んでいる。
ホンダは2040年に、販売する新車のすべてをEVとFCV(燃料電池車)にする目標を掲げている。

完全自動運転車両の開発目指すTuring 30億円を調達 

生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むスタートアップ、Turing(所在地:東京都品川区、以下、チューリング)は4月23日、独立系ベンチャーキャピタルANRI(本社:東京都港区、以下、ANRI)をリード投資家とした複数のベンチャーキャピタル、事業会社、個人投資家からの出資により、30億円を調達したと発表した。
出資したのはデジタルハーツホールディングス(本社:東京都新宿区)、DEMENSION、未来創造キャピタル、みずほキャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズ、ヤンマーベンチャーズ、Z Venture Capitalなど。

エーザイ「レカネマブ」24年1〜3月売上収益28.3億円

エーザイ(本社:東京都文京区)は4月24日、早期アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の2024年1〜3月の売上収益が28億3,000万円(速報値)になったと発表した。2023年10〜12月と比べ約2.7倍に上った。レカネマブは米国で2023年7月に正式承認され、日本では同年12月に発売された。