総務省が10月6日発表した8月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は29万3,161円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.5%減少した。マイナスは6カ月連続。食料への支出が2.5%減少したのをはじめ、保健医療支出11.2%、通信12.2%など軒並み減少し、消費を押し下げた。
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22年度 不登校の小中学生29万人, いじめ68万件 いずれも最多
文部科学省のまとめによると、2022年度の不登校の状態にある小中学生はおよそ29万9,000人となり、10年連続で増加し、過去最多となったことが分かった。また、いじめの認知件数も68万1,948件と前年度より6万件余増え過去最多となった。
小中学校を30日以上欠席した不登校状態にある子どもは、小学生が10万5,112人で10年前の2012年度の5倍、中学生が19万3,936人で10年前の2倍にそれぞれ増えている。このほか、高校生も6万575人に増えた。
また、認知されたいじめの件数は小学校が55万1,944件、中学校が11万1,404件、高校が1万5,568件、特別支援学校が3,032件で合わせて68万1,948件となった。