業界2団体(自販連、全軽自協)のまとめによると、ホンダの軽自動車「N-BOX」が2023年国内新車販売で首位となった。販売台数は前年比14.4%増の23万1,385台で、2年連続の首位を達成した。2位はトヨタ自動車の「ヤリス」で同15.3%増の19万4,364台、3位はダイハツ工業の「タント」で同47.8%増の15万9,392台だった。4位は「カローラ」、5位は小型ミニバン「シエンタ」で、いずれもトヨタ車が占めた。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
中国23年新車販売台数 世界初3,000万台超え, 輸出も世界一
東亜建設シンガポール/トゥアス港コンテナ集積場工事受注
ホンダ EV新ブランド「Honda0」シリーズ 世界初公開
能登地震 石川県の食の供給源を直撃 55漁港以上が損壊
能登半島地震は石川県の食の供給源を直撃した。石川県によると、すでに県内の55港以上の漁港の損壊が確認されている。漁獲量や漁師の数で県内トップクラスの輪島市から珠洲市にかけては沿岸の幅広い地域で地盤が大幅に隆起し、海底が露出したところも少なくない。このため、港としては今後、大規模な整備工事が必要で、当面使えない可能性が大きいという。
漁船は120隻以上が沈没・転覆した。石川県漁業協同組合(所在地:金沢市)に所属する漁師の8割が能登地域で操業している。水産物の加工場や冷凍冷蔵施設も20カ所近くが損壊した。このほか、農業や畜産を含めた生産者の多くが被災し、本格回復には長い年月がかかるとみられている。
スズキ インドで30年度に400万台の能力確保を計画
スズキは1月10日、インド・グジャラート州を拠点とする四輪車生産能力の増強・拡大計画を明らかにした。これにより、2030年度までに年間400万台の生産能力を確保する計画だ。
このうち、3500億ルピーを投じ、インド子会社、マルチ・スズキ・インディア社が運営する、2028年度の稼働開始を目指しているグジャラート新工場で100万台規模。また、スズキ・モーター・グジャラート社(以下、SMG)に320億ルピーを投じて将来的な電気自動車(EV)の増産を視野に、第4生産ラインを設置、設備増強する。同ラインは2026年度の稼働開始の見込み。これによりSMGの生産能力は現在の年間75万台から100万台となる。この結果、グジャラート州での生産能力は新工場分と合わせ年間200万台となる。