米投資情報サイト「インサイダーモンキー」のまとめによると、中国人の国外移住状況が明らかになった。その結果、世界で最も多い在留中国人の多い国はタイで、約930万人に上った。米ブルームバーグ通信が報じた。これは世界各国の入国管理資料などを調査し、富裕層の移住者、企業や政府機関の駐在員を含むすべての在留中国人数をまとめたもの。
タイは中国人の流入が顕著で、タイの不動産や経済活動に大きな影響を与えている。中国人にタイが人気の要因として①ビジネスチャンス②文化的親和性③投資の可能性ーを挙げている。タイの人口は2022年統計で6,600万人。すでに7人に1人が中国人となっている。
2位はマレーシアで在留中国人は688万4,800人。マレーシアの華人コミュニティは同国の経済界を支配し、株式所有率は1969年の22.8%から1990年には45.5%へ倍増。現在も富裕層の多くは華人系。3位は米国で502万5,817人、4位はインドネシアで283万2,510人、5位はカナダで179万9,195人、6位はミャンマーで172万5,794人、7位はオーストラリアで139万639人、8位はフィリピンで127万3,125人、9位は韓国で107万566人、10位は日本で92万2,000人だった。
11位はベトナムで74万9,466人、12位はフランスで約60万人、13位は英国で48万8,847人、14位はシンガポールで45万481人、15位はブラジル約25万人、16位はニュージーランドで24万7,770となっている。
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ルネサスなど3社 合弁でインドに半導体OSAT工場設立
ルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は3月1日、インドおよびタイの企業と3社合弁でインド・グジャラート州サナンドで、半導体後工程の組立・テストを請け負うOSAT工場を設立すると発表した。2月29日にインド政府より同国の半導体スキームに基づき承認された。
合弁パートナーはインドのCG Power and Industrial Solutions limited(本社:インド・ムンバイ、以下、CG社)、タイのOSAT(Outosourced Semiconductor Assenmly and Test)企業、Stars Microelectronics(Thailand)Public Co.,Ltd.(本社:タイ・アユタヤ、以下、Stars Microelectronics社)。
合弁会社への出資比率はCG社92.3%、ルネサス6.8%、Stars Microelectronics社0.9%。今後5年間で760億ルピーを投資する。その投資は補助金、3社から出資および必要に応じ銀行借り入れを組み合わせて調達する。工場は1日あたり1,500万個の生産能力の規模へ増強する。同工場では従来型パッケージから先端パッケージまで、自動車、IoT、5Gなど様々なようとにてきした幅広い製品を製造する。
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エア・ウォーター カーボンニュートラル市場へ新会社
エアウォー−ター(本社:大阪市中央区)は3月1日、脱炭素ソリューションやクリーンエネルギーに関わる新たなビジネスモデルの構築を進めるため、4月1日付で2つの子会社を統合し「エア・ウォーター・グリーンデザイン」とし、今後需要の拡大が見込めれるカーボンニュートラル市場に向けた事業展開を加速すると発表した。
子会社の、炭酸ガスおよびドライアイスの製造・販売を手掛ける「エア・ウォーター炭酸」と、水素の製造販売を手掛ける「エア・ウォーター・ハイドロ」の2社を統合する。統合新会社(本社:東京都港区)の資本金は4億8,000万円で、エア・ウォーターが全額出資する。売上収益は約240億円(2022年度実績、合併前2社の合算値)。