「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

商船三井2隻目, 仏コンテナ船も海峡通過

商船三井は4月4日、同社の関連会社が保有する液化石油ガス(LPG)船がホルムズ海峡を通過し、ペルシャ湾外に出たと明らかにした。米国とイスラエルのイラン攻撃開始以降、ホルムズ海峡を通って湾外に出た日本関係船舶は2隻目。
通過したのはインド船籍の「GREEN SANVI(グリーン サンヴィ)」で、インドの関連会社が保有し、LPGを積載していた。
このほか、AFP通信は3日、フランスの海運大手CMA・CGMが所有するマルタ船籍の「クリビ」号が2日、イランのララク島北側を通過したと報じた。欧州海運大手の通過は封鎖後初めてという。

MS 日本に1.6兆円投資 AI開発, 人材育成

米IT大手マイクロソフト(MS)は4月3日、日本で2029年までの4年間に100億ドル(約1兆6,000億円)を投資すると発表した。日本企業と連携して人工知能(AI)の開発基盤や人材育成を強化し、国内でAIを運用する環境整備を進める。
投資計画では、政府や防衛産業の企業がMSのサービスを利用してAIを開発する際、ソフトバンクやさくらインターネットが国内で運営するデータセンター(DC)のみでデータを処理できるようにする。
人材育成では、NTTデータや日立製作所など国内5社と連携し、2030年までに日本で100万人のAI人材を育成するため、学習プログラムを提供する。政府はAIやロボットの開発・活用を担う人材が2040年に339万人不足すると推計しており、この課題克服の一環とする。

中国で日本製釣り具が人気 輸出額が6年で3倍超

中国で日本製釣り具の人気が高まっている。日本品の耐久性や使いやすさが受けて、輸出額は2019年の54億円から2025年は3倍超えの182億円に急増している。
日本貿易振興機構(ジェトロ)などによると、2025年の釣り具の対中輸出額は世界全体の36%を占め、最大の輸出先となっている。

ソニー テレビ事業分離 TCLへ754億円で譲渡

ソニーグループは3月31日、中国のテレビ大手TCLグループに、テレビ事業の株式51%とマレーシアの工場を計754億円で譲渡すると発表した。また、両社で立ち上げる合弁会社の社名をBRAVIA(ブラビア)とし、テレビとホームシアター向け製品、法人向けディスプレーを主に取り扱うことで合意した。
合弁会社の事業開始は2027年4月の計画。合弁会社はソニーやブラビアのブランドを使用できる。

イーロン・マスク氏の米スペースXが上場申請

複数の米メディアによると、イーロン・マスク氏が率いる米スペースXが米国で新規株式公開(IPO)を申請したことが4月1日、明らかになった。早ければ6月にも上場するという。注目されるのはその時価総額額で、1兆7,500億ドル(約280兆円)と見込まれている。
スペースXは2002年創業で、ロケットの打ち上げや通信衛星サービス「スターリンク」を手掛けている。ロケット主体の複合企業に資金を集め、人工知能(AI)開発を加速させる。

太陽誘電 ベトナム・ハノイに駐在員事務所

太陽誘電(本社:東京都中央区)は3月30日、シンガポールの販売子会社がTAIYO YUDEN(SINGAPORE)PTE.LTD(本社:シンガポール)の駐在員事務所として、ベトナム・ハノイにTAIYO YUDEN(SINGAPORE)PTE.LTD Hanoi Representative Officeを開設し、4月1日より業務を開始すると発表した。
これにより、従来シンガポールから出張などで対応していたベトナム国内の顧客に加え、ベトナムに拠点進出する海外企業のサポート体制を拡充する。

積水化学,トクヤマ 塩ビ樹脂製品値上げ発表

積水化学工業、トクヤマは3月30日、塩化ビニル樹脂製品について4月出荷分ら値上げすると発表した。これはホルムズ海峡の事実上の封鎖でエチレンの原料、ナフサの調達難が続き、価格が高騰しているため。
積水化学は4月1日出荷分から国内販売向けは1キロあたり55円以上、輸出向けは0.5ドル(約80円)以上、トクヤマは汎用製品向けについて、4月16日出荷分から1キロあたり45円以上それぞれ値上げする。

江戸時代の京「太秦映画村」新装オープン

開業50周年を迎えた東映・太秦映画村(所在地:京都市右京区)が3月28日、新装オープンした。”江戸時代の京のまち”をテーマに体験型イベントを充実させたのが特徴。
同映画村は1975年、時代劇の撮影風景を見学できるテーマパークとして開業。訪日客らの集客を図ろうと改装を進め、2028年までに新たなエリアやイベントが3期に分けて投入される。

ローム パワー半導体で東芝, 三菱電機と統合へ

ロームの東克己社長は3月27日、東芝、三菱電機との3社でのパワー半導体事業の統合で基本合意に至ったことを明らかにした。東社長は3社連合について「株主価値の最大化」につながるとの認識を示した。
これまでの経緯について、東芝とロームは協議を続けていたが、まとまらない状況で、デンソーから買収提案があり、これを機に3社の統合に向けた議論が加速したという。
今後のスケジュールについて、今夏ぐらいまでは東芝とローム統合を進め、その後に三菱電機を統合することになる見通しだ。