「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

東電 柏崎刈羽原発 再稼働 福島事故後で初

東京電力ホールディングスは1月21日、柏崎刈羽原子力発電所(所在地:新潟県柏崎市、刈羽村)6号機(出力約136万kw)を13年10カ月ぶりに稼働させた。東電が2011年の福島第一原発事故後、原発を再稼働させるのは初めて。今後、本格的な発電の準備を進め、作業が順調に進めば、2月26日に営業運転に移行させる。

塩野義 英製薬会社に追加出資 HIV事業強化

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は1月20日、エイズウイルス(HIV)治療薬を手掛ける英ヴィーブヘルスケアに追加出資すると発表した。3月末までにヴィーブヘルスケアが発行する新株を21億2,500万ドル(約3,347億円)で引き受け、出資比率を既存の10%から21.7%に引き上げる。売上収益の半分を占めるHIV事業を強化する。
ヴィーブは2009年の設立で、現在、英グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ファイザー、塩野義が出資している。塩野義の追加出資に合わせて、ヴィーブがファイザーの持ち分をすべて買い取る。これにより、株主はGSKと塩野義の2社となる。

ソニーG テレビ事業を分離 中国TCLと合弁

ソニーグループは1月20日、テレビ事業を分離し、中国の電機大手TCLと設立する合弁会社に承継すると発表した。新会社への出資比率はTCLが51%、ソニーグループが49%とする。3月末をめどに本契約に向けた協議を進め、2027年4月の事業開始を目指す。
新会社はテレビに加え、スピーカーなどホームオーディオ機器の開発や製造、販売を国内外一貫して展開する。

「チャットGPT」広告導入 オープンAI

オープンAIは、対話型AI(人工知能)「チャットGPT」のサービス上で広告表示を始めると発表した。利用者の9割以上を占めるとされる無料会員の収益化を図り、サブスクリプション(定額制)に頼る事業構造を転換する。
無料プランと新設する月額8ドルの低価格プランを対象に、数週間以内に米国で試験的に導入する。利用者の質問内容に応じて関連性の高い広告を表示し、18歳未満の利用者には表示しない。
チャットGPTの1週間あたりの利用者は8億人を超えているが、収益に貢献する有料会員は5%程度とされる。オープンAIの月間売上高は約17億ドル(約3,000億円)で、今後8年間で1.4兆ドルを投資に振り向ける計画。膨らむ先行投資を回収するために、収益基盤の強化が課題となっている。

三菱商事 米シェールガス会社1.2兆円で買収

三菱商事は1月16日、米国でシェールガスなどの開発を手掛けるエネルギー会社、エーソンを買収すると発表した。負債の引き受けなどを含めた買収総額は約75億ドル(約1.2兆円)に上り、同社では過去最大規模のМ&A(企業の合併・買収)となる。
エーソンの親会社から株式を取得して完全子会社化する。今年4〜6月に買収の手続きを完了する予定。エーソンは、米テキサス州とルイジアナ州にまたがるヘインズビル盆地で天然ガスを開発している。ピーク時の生産量は液化天然ガス(LNG)換算で年間1,800万トンに上る見込み。全米でもトップレベルの埋蔵量で、日本のLNG需要の2割強に相当する。

「金麦」「本麒麟」をビールに, 酒税1本化で

10月に酒税改正され、ビール、発泡酒、第3のビール税率が350㍉・㍑あたり54.25円に一本化されるのを見据え、サントリー、キリンビールが、第3のビールの麦芽比率を高めてビールに格上げする。サントリーは今年10月に「金麦」をビールに、キリンビールは「本麒麟」を2026年下期にそれぞれビールに刷新する。
酒税改正に伴い、ビールが9.1円の減税となる一方で、発泡酒や第3のビールが7.26円の増税になることで、”ビール回帰”が見込まれるからだ。

久米宏さん死去81歳”ニュース”の魅力発信

バラエティ番組の司会や、ニュースキャスターとして活躍した久米宏さんが1月1日に肺がんで亡くなったことが13日、分かった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻、麗子さん。
久米さんは埼玉県出身。1967年、TBSにアナウンサーとして入社。「ぴったんこカン・カン」など多くのバラエティ番組に出演。軽妙な語り口で支持を得た。音楽番組「ザ・ベストテン」では黒柳徹子さんとともに、早口かつユーモアあふれる司会進行でお茶の間の人気を集めた。
TBSを退社後、1985年からテレビ朝日の「ニュースステーション」のキャスターに「転身。18年余りにわたって、ニュースをわかりやすく解説し、新しいスタイルの報道・ニュース番組として注目され、高い視聴率を獲得した。

トヨタ 25年販売6年連続世界首位, VW898万台

2025年の自動車の世界販売台数でトヨタ自動車グループの首位が確定した。ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループが1月12日発表した2025年の世界販売台数は前年比0.5%減の898万3,900台だった。一方、トヨタ自動車はダイハツ工業、日野自動車を含むグループ全体で、2025年1〜11月で1,032万7,976台を販売しており、6年連続の世界首位が確定した。

ホンダ ベトナムで6月に新型電動二輪

ホンダは1月10日、”二輪大国”ベトナムで6月に新型電動二輪「UC3」を発売すると発表した。これはベトナム政府が7月以降、首都ハノイ中心部でガソリン二輪の走行を段階的に禁止する方針を受けたもの。ホンダはベトナム二輪市場で8割のシェアを持ち、電動二輪の品揃えを拡充しシェア維持を狙う。
UC3は1回の充電で約120km走り、走行性能は排気量110ccのガソリン車の二輪に相当するという。価格は未定。

イオン クスリのアオキHDとの提携解消

イオンは1月9日、クスリのアオキホールディングス(HD)との資本業務提携を解消したと発表した。アオキがイオンの持分法適用会社になることを嫌い、イオンにアオキ株売却を求め、経営の考えが相容れないためとしている。
イオンは2003年にアオキと資本業務提携を結んだ。2025年11月時点でアオキ株を10.2%保有、岡田元也会長が社外取締役を務めている。これに、イオンが連結子会社化するツルハHDの保有分(5.1%)を含めると、イオングループのアオキに対する議決権比率は約15%に上昇する。