キヤノンメディカルシステムズ(以下、キヤノンメディカル)とオリンパスは1月15日、超音波内視鏡システムズで協業することで合意したと発表した。超音波内視鏡検査(以下、EUS)で使用する超音波診断装置をキヤノンメディカルが開発・生産し、オリンパスが販売する。両社が強みとする、キヤノンメディカルのEUS領域向け超音波診断装置とオリンパスの超音波内視鏡を組み合わせ、高画質診断を可能とする製品を市場に提供する。国内、欧州を皮切りにグローバルに展開していく。
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石川県の介護施設に全国から2月末までに1,700人派遣へ
厚生労働省は能登半島地震の被災地の高齢者施設への支援を巡り1月10日、都道府県を通じて全国の介護施設などに職員の応援派遣を依頼。その結果、43都道府県から合わせて約1,700人を2月末までに派遣可能との回答があった。地震被災地の介護職員らは、自身が被災する中で懸命な介護業務にあたっているが、疲労度は限界にきているという。それだけに災害関連死を極力防ぐためにも、早急な支援が求められる。
すでに15日から石川県内の高齢者施設と”1.5次避難所”に計18人を派遣し、さらに週内に20〜30人程度を派遣する方向で調整している。活用するのは「災害福祉支援ネットワーク中央センター事業」。2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震などを経て、広域支援の取り組みが構築され、2022年度に現行制度ができた。
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国交省 ダイハツ認証不正取得3車種の「型式指定」取消
ダイハツ工業が国の認証を不正取得していた問題で、国土交通省は1月16日、3つの車種でエアバッグ安全性試験で悪質な不正行為が確認されたとして、これら3車種(うち2車種はOEM生産車)の量産に必要な「「型式指定」を取り消すことを明らかにした。道路運送車両法に基づく最も思い行政処分となる。また同日、ダイハツ工業の奥平総一郎社長に対し、組織体制の抜本的改善を求める「是正命令書」を手渡した。
型式指定が取り消される3車種は①ダイハツの「グランマックス」②ダイハツが生産し、トヨタ自動車が販売している「タウンエース」③ダイハツが生産し、マツダが販売している「ボンゴ」。
斉藤鉄夫国土交通相は「自動車認証制度の根幹を揺るがす、ひいては日本の製造業の信頼性に関わる大変な問題。速やかに確認試験を行って、結果の出た車種から順次公表したい」と述べた。
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タイ政府 日本へボランティア派遣 山梨・北杜市で任命式
タイ政府は、海外からの観光客の誘致を進める日本の自治体を支援しようと、タイ人の若者をボランティアとして派遣する取り組みを本格的に始め1月15日、受け入れ先となる山梨県北杜市役所で任命式が行われた。ボランティアを派遣するのはタイ外務省国際協力機構で、日本のJICA(国際協力機構)が実施する海外協力隊をモデルにつくられた国際協力枠組みを活用する。
任命式ではタイ人のアンチャリーポン・パリサウォンさん(30)に、上村英司市長から任命書が手渡された。派遣期間は1年間で、観光コーディネーターとして北杜市の魅力をSNSで発信したり、タイ国内の観光イベントでPRしたりするなど、タイ人観光客の誘致に取り組むという。北杜市観光課では「タイ人目線での情報発信で、市の認知度が向上することを願っている」と話している。