東京商工リサーチのまとめによると」、2024年1〜6月の介護事業者の倒産(負債額1,000万円以上)は81件に上り、集計を始めた2000年以降、上半期として最多を更新した。前年同期から50%増えた」。これまでの最多はコロナ禍で利用者が減った2020年の58件だった。
業種別にみると、ホームヘルパーが高齢者宅を訪れる「訪問介護」が40件で最多。デイサービスなどの「通所・短期入所」25件、「有料老人ホーム」9件と続いている。都道府県別で最多は大阪の11件、東京6件、神奈川5件ととなっている。
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ユニ・チャーム 福利厚生制度に「卵子凍結」サービス導入
ユニ・チャーム(本社:東京都港区)は7月3日、セルソースが提供する卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク(TM)」を、7月より社員の福利厚生制度に導入すると発表した。
厚生労働省が2023年に実施した「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」によると、不妊治療経験者の半数以上が「仕事と治療を両立した」と回答。ただその一方で、女性回答者の約1割は「不妊治療を行うための退職した」「雇用形態を変更した」と回答するなど、ライフプランの見直しを余儀なくされていることも明らかになった。
こうした現状を踏まえ今回、社員一人ひとりの多様な人生設計を支援するため、卵子凍結保管を可能とするサービスを福利厚生制度に導入することにした。