大阪出入国在留管理局関西空港支局によると、2022年12月23日から2023年1月3日までの12日間に関西空港を発着する国際線を利用した人は、出発が約17万8,400人、到着が約15万4,900人の合わせて33万3,300人だった。1日あたりの利用者は約2万7,700人。感染拡大前の2019年から2020年にかけての年末年始の利用者は1日あたり約7万4,200人だったから、およそ37%まで回復したことになる。
関空国際線を出発した人の行く先は韓国が最多で約7万4,100人、次いで台湾、香港、マカオが続いている。
「アジア」カテゴリーアーカイブ
大阪万博に「テーマウィーク」導入 課題解決を訴求
阪神 藤浪投手 アスレチックスと1年契約で合意
大阪・淀川河口に迷い込んだクジラ死ぬ 専門家が確認
25年万博工事入札不成立で会場整備に暗雲,工事遅れも
2025年大阪・関西万博の会場整備事業に暗雲が漂っている。運営主体の日本国際博覧会協会(万博協会)が発注する施設の建設工事で入札の不成立が続出しているからだ。
独創的なデザインが目を引く万博の目玉施設、テーマ館の8つのパビリオンで2022年10〜12月に6件の入札が実施されたが、協会の入札予定を大幅に超えたり、参加事業者がゼロですべて不成立に終わったいる。
クオリティーの追求とコストの削減。一見相反する2つの課題を両立させるには、発注・受注側双方の”歩み寄り”が欠かせない。資材価格の値上がり・高騰が続く中、デザインのレベルを落とさずに、この折り合いを付けるのは容易ではない。
建設業界は資材価格のさらなる高騰を嫌気して応札に慎重な姿勢を崩しておらず、会場全体の建設費上振れや工期の遅れも懸念される状況になってきた。