「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

三菱地所 インド・デリー首都圏の2既存物流施設に投資

三菱地所(本社:東京都千代田区)は9月18日、アジア太平洋地域を基板とした不動産投資会社Rava Partnersが出資するLogicap Management Pte.Ltd.(以下、Logicap)とインド・デリー首都圏の既存物流施設に投資したと発表した。
投資対象はデリー中心部から南西約30kmに位置するハリヤナ州グルグラム(旧称:グルガオン)圏内の満室稼働中の大型物流施設「Khijur(キユリ)」、「Farrukhnagar(ファルクナガール)」の2物件。これら2物件の合計敷地面積は約29ha、合計有効面積約18ha。竣工は2021、2022年。これは、三菱地所および日系総合デベロッパーとしても、初のインドでの物流施設投資となる。

ジーユー ニューヨークに9/19 米国第1号店オープン

ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料ブランド、ジーユー(GU)は9月19日、米国での第1号店をニューヨーク市にオープンした。店舗のオープンと同時にオンラインストアも開設し、全米への配達も開始した。
GUは2022年10月、ニューヨーク市中心部のファッションの激戦区「SOHO(ソーホー)」に期間限定店を開いたが、常設店は今回が初めて。

ブラザー工業 インド・ベンガルールに工作機械の新工場

ブラザー工業(本社:名古屋市瑞穂区)は9月19日、子会社のブラザーマシナリー(インド)が、インド南部のベンガルール市近郊で2023年6月に着工、建設を進めてきた工作機械の新工場が完成したと発表した。ブラザーグループでは、日本と中国に続く3カ所目の工作機械の生産拠点で、2024年12月から稼働開始の予定。新工場の敷地面積3万2,100㎡、建築面積6,100㎡、建設延床面積7,300㎡。

リンガーハット カンボジア・プノンペンに9/19 店舗出店

長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」チェーンを運営するリンガーハット(本社:東京都品川区)は9月18日、カンボジアの首都プノンペンに19日、店舗をオープンすると発表した。出店場所はプノンペンの中心部に位置するボンケンコン地区。今回出店するのはカンボジア4号店で、初の路面店舗。店舗面積は510㎡。席数は60席。営業時間は11時〜22時。
ボンケンコン地区は、街には若者が多く、レストランやアパレルショップなど様々な店舗が並ぶ人気エリア。2017年に設立したリンガーハットCambodia(RingerHut Combodia Co.,Ltd.)(本社:カンボジア・プノンペン)が同店舗の運営を担う。

みずほ銀 6番目のインド拠点としてギフトシティ支店を開設

みずほ銀行は9月18日、6番目のインド拠点として、グジャラート州内のグジャラート国際金融テックシティ(以下、ギフトシティ)に支店を開設したと発表した。ギフトシティはインドの経済成長と競争力の強化を促進すべく国際的な金融およびテクノロジーハブとしての役割を果たすことを目指し創設された、インド初のスマートシティプロジェクト。ギフトシティでは、インド国内では規制される外貨建ての取り扱いが認められるほか、優遇税制も設けられている。

コニカミノルタ 複合機ソフト開発でベトナムに子会社設立

コニカミノルタ(本社:東京都千代田区)は9月17日、FPTジャパンホールディングス(本社:東京都港区)との合弁会社、コニカミノルタFPTソリューションラボの100%出資子会社として、ベトナムに「KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co.,Ltd.」を設立したと発表した。ベトナム最大手IT企業のFPTソフトウエアグループの開発リソースを最大限活用することでコニカミノルタのオフィス事業の収益基盤を強化し、安定的なキャッシュを創出する。

「いきなり!ステーキ」インドネシアでマスターFC契約

ペッパーフードサービス(本社:東京都墨田区)は9月17日、「いきなり!ステーキ」事業の展開について、インドネシア現地法人、PT.PRIMA STEK INDONESIAとの間で、9月12日にマスターフランチャイズ契約を締結したと発表した。
これまではシングルユニットフランチャイズ契約を締結。ジャカルタ地域内に店舗を開店し、それ以来、順調に推移している。今回新たにマスターフランチャイズ契約を締結することで事業拡大を図る。インドネシア国内に5年以内に10店舗の出店をを目指している。

住友林業 インドネシアで熱帯泥炭地修復・管理で実証事業

住友林業(本社:東京都千代田区)は9月17日、100%子会社のインドネシア住友林業が8月17日にインドネシア環境林業省の環境破壊管理総局(PPKL)・泥炭マングローブ復興庁(BRGM)と事業協力協定(PKS)を締結したと発表した。
インドネシア中央カリマンタン州メガライスプロジェクト跡地のうち、約1万haで先端技術を活用した新たな泥炭地管理技術の実証を開始する。同事業は2027年8月まで実施する。また植林事業の検証も行い、経済と環境が両立した森林経営を目指す。

ダスキン Dragon Circle社と香港にミスタードーナツ1号店

ダスキン(本社:大阪府吹田市)は9月17日、物流、飲食を手掛けるDragon Circle Enterprise Limited(以下、Dragon Circle社)とともに10月26日に、香港の中心地・尖沙咀(チムサーチョイ)のショッピングセンター「K11 Art Mall」内に、テイクアウト専門の「ミスタードーナツK11 Art Mallショップ」をオープンすると発表した。
ダスキンは現在、日本のほかタイ、フィリピン、台湾,インドネシア、シンガポールでミスタードーナツ事業を展開しており、香港は」海外6地域目の出店となる。今後、香港で2024年12月末までに合計2店出店、2027年4月末までに合計9店出店を目指す。

独メルセデス 中国BYDとの中国合弁事業解消 提携不調

ドイツの高級車大手メルセデス・ベンツグループは9月17日、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)との中国合弁事業を解消したことを明らかにした。合弁会社は高級EVの開発・生産を手掛けいたが、提携は不調で、2021年に出資比率を当初の50%から10%に引き下げていた。今回、残りの10%分の株式もBYDに売却した。これにより合弁会社はBYDが全額出資する完全子会社となる。