中国の養殖ウナギ大手、天馬科技集団(本社:福建省福州市)は7月30日、食品卸大手の旭食品(本社:高知県南国市)と連携し、日本でウナギの新ブランド「ご褒美うなぎ」を8月から全国のスーパーや百貨店などで販売すると発表した。価格はかばやきセット1尾で約2,500〜4,000円。2,026年8月までに約5,000トンを販売する計画。初年度売上高130億円を目指す。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
トヨタ1〜6月世界販売515万台 4年ぶり過去最高, HV好調
大阪大学など”純国産”量子コンピューター初号機 稼働開始
東京メトロ 26年春から全線全駅でタッチ決済可能 利便性向上
トヨタ インドネシアで12月からEV「bZ4X」の生産開始
沖縄”やんばる”に700億円投じた「ジャングリア沖縄」開業
沖縄県の今帰仁村(なきじんそん)と名護市にまたがる”やんばる”と呼ばれる豊かな森が広がるグルフ場の跡地に7月25日、沖縄初の本格テーマパーク「ジャングリア沖縄」がオープンした。
同施設を運営するジャパンエンターテイメントが700億円を投じ建設した。この巨大プロジェクトを企画・主導したのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の業績回復、ハリー・ポッターのアトラクション誘致などの功労者で、現在マーケティング会社「刀」のCEO、森岡毅氏。大自然の中での体験を通して興奮や解放感、ぜいたくさを感じるという「Power Vacance!!」がコンセプト。
広大なおよそ60haの敷地に22のアトラクションと15の飲食施設、10の物販施設を備えている。この中には①オフロード車に乗って、襲いかかる恐竜、ティラノサウルスから逃げるアトラクション②雄大な景色を眺めながら飲み物を楽しめる直径22m余の巨大な気球③豊かな森林と空の絶景を楽しめる「世界最大のインフィニティ風呂」などがある。
沖縄観光の新たな目玉として、国内外からの集客を目指す。経済効果は15年間で6兆8,000億円と試算されている。
関西電力 福井・美浜原発敷地内で建て替えへ調査開始
三菱自 中国でのエンジン生産終了 中国市場から完全撤退
大阪府 万博アンゴラ館の建設業者に初の営業停止処分
25年上半期首都圏新築マンション過去最高の平均8,958万円
不動産経済研究所のまとめによると、首都圏の1都3県で2025年1〜6月に発売された新築マンションの平均価格は、前年同期比16.7%(1,281万円)高の8,958万円で、上半期としては過去最高となった。コロナ禍前の2019年の上半期と比べると46%高の水準。
エリア別にみると、東京23区は前年同期比20.4%高の1億3,064万円、都内23区以外の地域は19.8%高の6,835万円、神奈川県は12.4%高の6,957万円、埼玉県は26.9%高の6,551万円と、いずれも過去最高となった。一方、千葉県は1.6%下落し5,738万円だった。
これらの価格動向は、長期にわたる物価高で日々の暮らしに追われる一般の給与生活者の感覚とは乖離がある。いずれも国内外の富裕層による購入が中心になっているとみられ、地価や建設コストの上昇傾向なども反映して、今後も価格の高止まりは続く見込み。