マツダは1月17日、2025年以降に北米で販売するバッテリーEV(以下、BEV)の充電ポートに北米充電規格(North American Charging Standard、以下、NACS)を採用することで、Tesla Inc.(以下、テスラ)と合意したと発表した。これにより、マツダのBEVを利用する顧客は北米地域における1万5,000基以上の「スーパーチャージャー」(急速充電設備)の利用が可能となり、充電時の利便性が大きく向上する。
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双日 L&Tと共同でインド高速鉄道の電化工事を受注
双日は1月16日、インド最大のゼネコン兼総合エンジニアリング会社、Larsen&Toubro Limited(ラーセン・アンド・トゥーブロリミテッド)と共同で、インド高速鉄道公社、National High Speed Rail Corporation(ナショナル ハイスピード レール コーポレーションリミテッド)が実施する「ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道建設事業」(全長508km)における電化工事を受注したと発表した。
工事対象はムンバイ〜アーメダバード間全線の変電所建設(14カ所)、電車線懸架、駅舎や中央司令室への配電システムなどで、2023年度内の着工を予定。同事業は国際協力機構(JICA)がインド政府に供与する円借款貸付契約の一部を活用する。
大正製薬HD オーナー家によるTOB成立 上場廃止へ
大正製薬ホールディングス(HD)は1月16日、オーナー家の上原茂副社長が代表を務める大手門(所在地:東京都豊島区)が15日まで実施していたTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。
この結果、大正製薬HDは3月開催予定の臨時株主総会での手続きを経て、上場廃止となる見通し。TOBの今回の買い付けに加え、今後全株式を取得するためスクイーズアウト(強制買い取り)を実施する。普通株の買付総額は約7,100億円となる見込みで、日本企業最大のMBO(経営陣が参加する買収)となる。
大正製薬HDは、約40年にわたりグループのトップを務めてきた現在の上原明社長に代わり、今後、上原茂氏が社長に昇格する予定。