エアウォー−ター(本社:大阪市中央区)は3月1日、脱炭素ソリューションやクリーンエネルギーに関わる新たなビジネスモデルの構築を進めるため、4月1日付で2つの子会社を統合し「エア・ウォーター・グリーンデザイン」とし、今後需要の拡大が見込めれるカーボンニュートラル市場に向けた事業展開を加速すると発表した。
子会社の、炭酸ガスおよびドライアイスの製造・販売を手掛ける「エア・ウォーター炭酸」と、水素の製造販売を手掛ける「エア・ウォーター・ハイドロ」の2社を統合する。統合新会社(本社:東京都港区)の資本金は4億8,000万円で、エア・ウォーターが全額出資する。売上収益は約240億円(2022年度実績、合併前2社の合算値)。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
アースと花王 タイで「蚊ケア」領域で協業 7月から発売
センコー シンガポール物流ソフトのInfologをグループ化
「雇用を増やす」上場企業 過去最高の75.8% 内閣府調査
世界パソコン需要 24年0.4%増, 25年1.7%増と増勢見込む
日立 イタリアで地下鉄車両を320億円で受注 22編成
成田空港 1月国際線旅客数46%増 コロナ禍前の8割水準
川崎重工とSymbio 燃料電池システムの共同開発で覚書
横河電機 インド・プネ市の流量計Adept Fluidyneを買収
クボタなど フィリピンの水田由来メタン排出削減で実証
クボタ(本社:大阪市浪速区)、クレアドゥラ(本社:東京都港区)、東京ガス(本社:東京都港区)の3社は2月28日、水田由来のメタン排出削減が期待される水管理手法Alternate Wetting Drying(以下、AWD)のフィリピンにおける普及および民間JCMプロジェクト登録に向けた実証事業に取り組むと発表した。
メタンは二酸化炭素の28倍の温室効果を持ち、稲作が盛んなフィリピンでは全企業で排出される音質効果ガスのうち約20%が水田由来のメタンと推定される。AWDにより水田由来のメタン排出量を約30%、灌漑用水の使用量を6−47%削減できるとされている。このため、AWDは農業分野における温室効果ガス削減の有効な手段として注目されている。