米食品医薬品局(FDA)は7月2日、米医薬品大手イーライ・リリーのアルツハイマー病薬「ドナネカブAZBT((製品名:キスンラ)」を承認した。認知症薬として、エーザイと米バイオジェンが共同開発した「レカネマブ」に続く、世界で2製品目となる。
イーライ・リリーは1瓶695.65ドル(約11万円)で、ドナネカブを販売する30分間の点滴を13回実施する年間の治療費は3万2,000ドル。米国でレカネマブが2023年に発売された際の価格は年2万6,500ドルだった。イーライ・リリーはドナネカブについて、日本の厚生労働省にも承認申請中だ。
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横浜ゴム 中国・杭州市で367億円投じ乗用車用タイヤ新工場
横浜ゴム(本社:神奈川県平塚市)は7月1日、中国浙江省杭州市に19億6,000万人民元(約367億円)を投じ、乗用車用タイヤの新工場を建設すると発表した。生産能力は年間900万本でスタートし、将来的には拡大も想定している。2026年第2四半期から生産開始を予定。
現地政府の都市開発との絡みで移転要請を受け、現地タイヤ生産会社、杭州優科豪馬輪胎有限公司の既存工場を移転し、同じ杭州市内に今回のプロジェクトを推進するため、新たに横浜ゴムが全額出資する「杭州銭塘優科豪馬輪胎有限公司」を設立する。また、今回の移転を機に中国市場における今後のさらなる乗用車用タイヤの需要増を確実に取り込むため、生産能力を300万本増産する。