「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

トヨタの液体水素エンジン車 24時間耐久レースに初参戦

トヨタ自動車は5月27日、液体水素を燃料とするエンジン車を24時間耐久レースに出場させた。これまでは気体水素で出場しており、液体としてのレース参戦は初めて。また、液体水素を燃料として搭載した車両のレース参戦は世界で初めてという。過酷な環境のレース参戦で課題の洗い出し、量産車の開発に生かしていく。液体は航続距離を伸ばすことができるが、充填や貯蔵で高い技術が求められる。

政府「貨客混載」タクシー・ワゴン車 6月から全国で可能に

政府は6月から、タクシーや貨物用ワゴン車が本来の業務とは違う荷物や乗客も運ぶ「貨客混載」を全国で可能にする。これまで貨客混載は物流網の乏しい人口3万人未満の市町村に限られていた。
都市部で物流に携わる人手の不足や医薬品など生活必需品を迅速に運べるようにしたいとの要望に応える。トラック運転手の残業規制が強化される物流業の「2024年問題」が差し迫る同業界の課題克服策の一環。

経産省 航空燃料の1割をSAFに 石油元売りに義務化を公表

経済産業省は5月26日の官民協議会で、脱炭素社会に向け2030年に石油元売りが国際線に供給する燃料の1割をSAF(サステナブル・アビエーション・フューエル、廃食油の再生燃料)にすることを義務付ける案を正式に示した。SAFはジェット燃料と比べて二酸化炭素(CO2)の排出量を80%削減できるとされている。2023年度中にエネルギー供給構造高度化法の政令改正を目指す。

23年出生数70万人台前半か 1〜3月は5%減の18万2,400人 減少加速

日本の人口減少が、政府の推計をさらに前倒しで進みそうな数値が発表された。厚生労働省が5月26日発表した人口動態統計(外国人含む速報値)によると、2023年1〜3月の出生数は18万2,477人だった。1899年の統計開始統計開始以降初めて80万人を割り込み、衝撃を受けた2022年の同期の19万2,211人を5%下回った。
出生数は婚姻件数に2年半ほど後ずれして顕在化する。新型コロナウイルス禍で2020年、2021年と結婚が大幅に減少していることを考え合わせると、出生数は下振れする可能性が高い。
国立社会保障・人口問題研究所が4月に公表した将来推計人口で、2023年の日本人の出生数は最も実現性が高いとした中位推計で76万2,000人。しかし、専門家は1〜3月の出生数のペースが続くとこの中位推計を下回り、2023年の出生数は70万人台の前半になるとの予測も出ている。

役所広司さんにカンヌ映画祭男優賞, 坂元裕二さんに脚本賞

第76回カンヌ国際映画祭は5月27日、ヴィム・ヴェンダース監督「パーフェクト・デイズ」に主演した役所広司さんに男優賞、是枝裕和監督「怪物」の脚本を担当した坂本祐二さんに脚本賞を授与し、閉幕した。なお、最高賞のパルムドールはフランスのジュスティーヌ・トリエ監督「アナトミー・オブ・ア・フォール」が受賞した。日本人俳優の」男優賞は「誰も知らない」の柳楽優弥さん以来、19年ぶり2度目。日本人の脚本賞は「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介さんと大江崇充さんの受賞以来2年ぶり2度目。

東芝テック 店舗DXを加速するスマートストアを期間限定で出店

東芝テック(本社:東京都品川区)は5月26日、AIカメラを用いた最新のチェックアウトや防犯対策システムを取り入れ、店舗運営の省人化や自動化を実現する次世代スマートストアを、2023年度に期間限定でパートナー企業と共同出店すると発表した。この次世代スマートストアで店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速するための実証実験を計画している。

ispace 4月の月面軟着陸失敗はソフトに問題 24年再挑戦へ   

宇宙スタートアップのispace(アイスペース、本社:東京都中央区)は5月26日、4月26日に挑戦した月面への軟着陸が不調に終わった着陸船について、「原因はソフトウエアにあった」と公表した。アイスペースの袴田武史最高経営責任者(CEO)らが明らかにした。2023年度に改良を終えて、計画通り2024年に再挑戦するとしている。

Jリーグ56クラブの22年度全売上高1,304億円 コロナ前上回る

Jリーグは5月26日、3月決算の柏レイソル、湘南ベルマーレの2クラブを除くJ1からJ3までの56クラブの2022年度の経営状況を開示した。これによると全体の売上高は1,304億円だった。2019年度に比べ103%となり、新型コロナウイルス禍前の水準にまで回復した。このうち入場制限の段階的緩和により、入場料収入は2021年度と比べて148%と大幅に増えたものの、2019年度と比べると80%にとどまっている。

三菱電機 台湾電力から初の電力系統用STATCOMを受注

三菱電機は5月26日、台湾電力公司(所在地:台湾・台北市)から台湾で電力系統安定化用途としは初めて、自励式静止型無効電力補償装置(以下、STATCOM)を受注したと発表した。台湾電力公司南科変電所に新たに設置されるSTATCOM変電所へ納入する。台湾で最大の定格容量となる±200MVA(メガボルトアンペア)を実現することで、半導体工場やディスプレイ工場などが集積する台南サイエンスパークの安定稼働に貢献する。納入時期は2025年上期の予定で、2026年上期中の運用開始を予定。

空港施設G シンガポール空港エンジン整備工場に太陽光発電設備

空港施設(本社:東京都大田区)の海外グループ会社、Aieport Facilities Asia社(所在地:シンガポール、以下、AFA)は5月26日、シンガポール・セレター空港に保有するエンジン整備工場の屋上に太陽光発電設備を設置したと発表した。運用開始日は5月。初年度の年間発電量は約48万8,100KWh。設備投資額は約4,900万円。発電した電力は工場を利用するVector Aerospace Asia社に売電する。