「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

スター精密 タイ子会社2社を合併 業務の効率化,合理化図る

スター精密(本社:静岡市)は8月9日、タイ子会社で工作機械の製造を手掛けるスターマイクロニクスマニュファクチャリング(タイランド)と、東南アジア全体の販売拠点のスターマイクロニクス(タイランド)を合併すると発表した。合併後の社名は「スターマイクロニクス(タイランド)」(仮称)。タイの製造拠点と東南アジア全体の販売拠点を統合し、業務の効率化および合理化を図る。

MFTBC バッテリー交換式のEVトラックの公道実証

三菱ふそうトラック・バス(本社:神奈川県川崎市、以下、MFTBC)は8月9日、ヤマト運輸(本社:東京都中央区)、Ampel社(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ)とともに、8月よりバッテリー交換式の電気自動車(EV)トラックの公道実証を開始すると発表した。
Ampel社の交換モジュールを装着したMFTBCのバッテリー交換式の電気小型トラック「eCanter」を使用。京都市内に設置したAmpelのバッテリー全自動交換ステーションで、ENEOSホールディングス(本社:東京都千代田区)と連携してeCanterのバッテリー交換を行う。ヤマト運輸がバッテリー交換式のeCanterを京都市内の集配業務に使用する。

電子部品実装ロボのFUJI タイにショールーム開設

電子部品実装ロボットならびに工作機械の開発・製造・販売を手掛けるFUJI(本社:愛知県知立市)は8月9日、グループ会社、FUJI MACHINE ASIA PTE.LTD.(本社:シンガポール)の子会社で、タイにオフィスを構えるFuji Machine(Thailand)が建屋を拡張し、新たなショールーム「Fuji Machine Asia Innovation Center」を開設したと発表した。
ショールームでは、最先端の生産フロア自動化システムのデモンストレーションが見物できる。このほか、手挿入部品の基板組付け工程を自動化する装置も導入されている。

ミャンマーで拘束のイオン社員, 有罪判決後に解放

ミャンマー軍事政権は8月13日、この影響下にある裁判所が前日の12日、小売大手イオンの駐在員、笠松洋さんに禁錮1年の有罪判決を言い渡したが、外交筋によると有罪判決後、笠松さんを解放した。理由は明らかにされていない。
有罪判決は、ミャンマー政府が設定している「必需品・サービス法」を、笠松さんが勤務する現地合弁企業のスーパーマーケット「イオンオレンジ」の販売価格が上回ったと断定した結果だ。このため、ミャンマー当局は商品本部長、笠松さんを、イオンオレンジの価格設定に責任を持つ幹部として6月末に拘束していた。日本政府はミャンマーに対し、早期解放の働きかけを続けていた。

日航機墜落事故から39年 520人の追悼慰霊式 群馬・上野村

乗客乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機の1985年墜落事故から8月12日で39年。墜落現場の群馬県上野村で同日、遺族などが参列して追悼慰霊式が行われた。同日、慰霊の登山に訪れた人は、午後4時時点で68家族230人で、昨年より42人減った。4月に社長に就任した日本航空の鳥取三津子氏が、初めてとなる追悼慰霊式に参列した。

南海トラフ地震の臨時情報 書き入れ時の旅館を直撃

気象庁より南海トラフ巨大地震の臨時情報の発令を受けて、観光地では盆休みを利用した帰省・旅行客のキャンセルが相次ぎ、書き入れ時の旅館、宿泊事業者を直撃している。新型コロナ禍からの体制立て直しで回復途上の事業者は、またしても大きな打撃を受けて、頭を抱えている。
巨大地震の臨時情報が出される前までは、順調なインバウンド客に加え、盆休みを利用した帰省・旅行客の予約で活況。売り上げを大幅に伸ばせるはずだった。

24年上半期の国際収支統計 経常黒字12兆6,817億円

財務省が8月8日発表した2024年上半期(1〜6月)の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字は、前年同期比59.2%増の12兆6,817億円だった。モノの輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆6,118億円の赤字となり、赤字幅は49.6%縮小した。

パリ五輪19日間の熱戦に幕 五輪旗パリ市長→ロス市長へ 

パリオリンピックの閉会式が日本時間8月12日午前4時(現地時間11日午後9時)、スタッド・ド・フランスで開催された。7月26日の開会式に先立ち、サッカーの24日の競技開始から19日間にわたって繰り広げられた熱戦が、閉会式をもって幕を下ろした。新型コロナウイルス禍の影響で、原則無観客で開催された2021年の東京大会から一転、各会場で大観衆が躍動するアスリートに”熱い”声援を送った。
閉会式ではオリンピック旗が、パリオリンピック大会組織委員会のトニー・エスタンゲ会長からアンヌ・イダルゴパリ市長に手渡され、IOCのバッハ会長を経由して、次大会の開催地、米国・ロサンゼルスのカレン・バス市長に渡された。

パリ五輪 日本の金メダル20個で米・中に次ぎ世界3位

パリオリンピックで日本の選手団が獲得したメダル数は計45個(うち金20個、銀12個、銅13個)となり、金メダル数および総個数で海外大会として、過去最多となった。また、金メダル20個は米国・中国(核40個)に次いで世界第3位だった。とりわけ、レスリング、フェンシング、柔道などで日本選手の健闘が目立った。

男子65㌔級 清岡幸太郎, 女子76㌔級で鏡優翔が「金」

パリオリンピックのレスリングフリースタイル決勝が8月11日行われ、男子65キロ級で清岡幸太郎(23)、女子76キロ級で鏡優翔(22、かがみゆうか)がそれぞれ優勝、金メダルを獲得した。日本女子初の最重量級での金メダル獲得の快挙を達成した。この結果、日本レスリング女子は全6階級でメダル(金4個、銅2個)を獲得した。