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UR都市機構 インドネシアのMITJ公社と協力覚書を更新

独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)は1月26日、インドネシアのジャカルタ首都圏交通統合公社(以下、MITJ公社)と25日、ジャカルタ首都圏における公共交通指向型開発(以下、TOD)プロジェクトの実現に向けて、相互協力する覚書を更新したと発表した。協力期間は2年間。この覚書に基づく連携を通じて引き続きジャカルタ首都圏におけるTODプロジェクトへの日本企業の参画機会創出を図っていく。

外国人労働者 初の200万人突破 過去最多 前年比12.4%増

厚生労働省によると、2023年10月時点で日本で働く外国人労働者数が204万8,675人と初めて200万人を超えて過去最多となったことが分かった。前年同期22万5,950人増え、2022年からのの伸び率は12.4%に達し、前年の伸び率5.5%から一気に6.9ポイント上昇した。厚労省はコロナ禍前の伸び率に戻ってきていると分析している。
国籍別ではベトナムが最も多く25.3%で、次いで中国が19.4%、フィリピンが11.1%だった。産業別で最も多いのは「製造業」で27.0%、「サービス業」が15.7%だったが、大きく増えたのは「建設業」と「医療・福祉」分野だった。

23年の年間自殺者数0.3%減の2万1,818人,半数以上が無職

厚生労働省によると、2023年の自殺者数は暫定値で2万1,818人だった。2022年比0.3%減でほぼ横ばい。男性は前年から108人増えて1万4,854人、女性は171人減って6,964人となった。原因は「健康問題」が最も多く、次いで「経済・生活問題」だった。職業別では全体の52.2%が無職の人で、そのうち年金や雇用保険で生活している最も多いことが分かった。

関西新築マンション 23年平均価格0.7%上昇の4,666万円

不動産経済研究所のまとめによると、関西2府4県で発売された新築マンションの2023年平均価格は、前年から0.7%上昇し4,666万円だった。前年比で平均価格が上昇するのは6年連続で、1991年に記録した5,552万円以来の高水準となった。今年も建設資材の高騰などから価格の上昇は続くとみている。

東京23区の新築マンション23年平均価格 初の1億円超え

不動産経済研究所(所在地:東京都新宿区)のまとめによると、東京23区の新築マンションの2023年平均価格は、前年比39.4%上昇し1億1,483万円となり、データを遡れる1974年以降で初めて1億円を突破した。用地取得費や建築コストが上昇し、販売価格が上がった。東京23区の直近5年間の上昇幅は60.8%に達している。
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の平均価格は、前年比28.8%上昇し8,101万円だった。

23年世界粗鋼生産量ほぼ横ばいの18億8,820万トン

世界鉄鋼協会のまとめによると、2023年の世界粗鋼生産量(速報値)は前年比ほぼ横ばいの18億8,820万トンだった。世界2位の生産国インドでインフラ向けの鋼材販売が好調だったが、3位の日本で建設向け需要が落ち込んだ。主要国の生産状況をみると、最大生産国の中国は前年比0.1%増の10億1,910万トンにとどまった。インドは同11.8%増の1億4,020万トン。これに対し、日本は同2.5%減の8,700万トンだった。

関西広域連合 万博「関西パビリオン」経費約18.7億円

関西圏の自治体でつくる関西広域連合は、1月25日開いた会合で2025年大阪・関西万博に出展する「関西パビリオン」にかかる経費について、およそ18億7,000万円になるとの見通しを示した。内訳は本体や内装などの工事費用がおよそ8億6,000万円、スタッフの採用など運営費用がおよそ4億7,000万円、展示費用がおよそ3億8,000万円などとなっている。ただ、パビリオン内で各自治体が独自に行う展示などに関する費用は含まれていないという。
関西パビリオンでは、大阪を除く関西の5府県と周辺の4県の合わせて9府県が、地域の文化や歴史などの魅力を発信することにしている。

石川県まとめ 能登半島地震被災者支援 義援金126億円余に

石川県のまとめによると、今回の能登半島地震を受けて、1月4日から受け付けている災害義援金が1月24日時点で総額126億円余に上っていることが分かった。県は1月下旬から2月上旬にかけて、災害義援金配分委員会を開き関係する市や町と配分割合などについて決めるとしている。
126億円余の内訳は、県に寄せられた災害義援金がおよそ17万5,000件、金額にして110億円余、日本赤十字石川県支部を通じた義援金が1万5,000件余でおよそ12億円、石川県共同募金会を通じた義援金が1万4,000件余でおよそ3億5,000万円に上っている。

ホンダ・GM合弁会社 燃料電池の生産開始 製造コスト1/3

ホンダは(本社:東京都港区)は1月25日、米ゼネラル・モーターズ(GM)と折半出資し、米国ミシガン州に設立した合弁会社、フューエルセルシステムマニュファクチャリング(FCSM)が、燃料電池システムの生産を始めたと発表した。従来の燃料電池に比べて製造コストを3分の1に抑え、燃料電池車(FCV)はじめ、建設機械や非常用の発電用途などに販売する。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を使った電力源を幅広い用途に広げる。