「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

災害ボランティア登録者2万人に 能登半島地震 石川県

能登半島地震を受け、石川県が募集している災害ボランティアの事前登録者数が約2万人に達した。県内が約4,800人、圏外が約1万5,200人。七尾市、穴水町、志賀町ではすでに活動が始まっており、2月3日から珠洲市と中能登町に新たに派遣される。
インフラ復旧に伴い、受入人数を増やしており、1日当たり20人程度から活動していた七尾市では3日から40人に、志賀町では45人程度から60人に増員するという。登録は特設サイト「令和6年のと半島地震・石川県災害ボランティア情報」で受け付けている。

住友商etc EVタクシー活用の訪日客向けツーリズムの実証

住友商事グループなどは2月1日、電気自動車(EV)タクシーを活用したインバウンド向けのサステナブルツーリズムの実証事業を開始すると発表した。沖縄本島南部・中部発、本部町への貸切EVタクシー事業「Motobu Story Quest」のサービス開始を記念し同日、那覇バスターミナルでEVタクシーの出発式を開催した。
同事業は国土交通省の「地域交通共創モデル実証プロジェクト」に採択されている。また、同実証事業には住友商事、住友商事九州、沖縄県本部町、第一交通産業、那覇第一交通・オリオン第一交通、東武トップツアーズが参加している。

ユビ電 都内大規模マンションにEV充電器427口設置

電気自動車(EV)向けの充電サービス「WeCharge」を手掛けるユビ電(所在地:東京都港区)は2月1日、東京都江東区の大規模分譲マンション「亀戸レジデンス」(総戸数707戸)に427口の充電器を設置したと発表した。自走式駐車棟427区画に3KWの充電器が設置され、同日から稼働を始めた。EVの普及に合わせ充電器設置のマンションは増えつつあるが、ここまで大規模な充電器設置は珍しい。

タカラバイオなど 下水中から各種病原体遺伝子検出キット

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)と山梨大学国際流域環境研究センターは1月31日、下水中に含まれるインフルエンザウイルスA/B、腸管系病原性細菌の遺伝子を検出する、リアルタイムPCRキットを共同で開発したと発表した。同キット(研究用)は同日よりタカラバイオから販売する。価格はインフルエンザウイルスA/Bキット(各100回)で12万円(税別)。
これはリアルタイムPCRに必要な試薬(PCR酵素液、プライマー・プロープ、陽性コントロールなど)を含むオールインワンキット。

TOPPAN HD シンガポールの物流ソフトウェア会社を買収

TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区)は1月31日、シンガポールを中心に物流サプライチェーンマネジメントシステムの開発・販売を手掛けるKEYFIELDS PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、KEYFIELDS)と株式譲渡契約を締結したと発表した。同社は2024年2月にKEYFIELDSの株式75%を取得し、子会社化の手続きを完了する予定。株式取得予定日は2月29日。
この買収により、TOPPANグループは物流DX分野におけるサービスを強化し、日本およびASEAN市場で高まる物流倉庫のDX需要に対して幅広いサービスの提供が可能になる。

豊竹咲大夫さん死去 人形浄瑠璃文楽太夫の人間国宝

人形浄瑠璃文楽の太夫(語り手)で人間国宝の豊竹咲大夫(とよたけ・さきたゆう、本名:生田陽三)さんが1月31日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。79歳だった。
1944年、戦後の文楽を代表する太夫の一人、八代目竹本綱太夫の長男として大阪市で生まれた。時代物から世話物まで芸域は幅広く、2009年に演目の見せ場を語る太夫の最高資格「切場語り」に昇格。2019年、人間国宝に認定された。

韓国サムスン電子 半導体赤字23年過去最大の1兆6,500億円

韓国サムスン電子の2023年12月期の事業別業績で、半導体部門の営業損益は14兆8,800億ウォン(約1兆6,500億円)の赤字(前期は23兆8,200億ウォンの黒字)だった。半導体部門の赤字は15年ぶりで、過去最大の赤字を計上した。同部門の売上高は同32%減の66兆5,900億ウォン。巨額赤字の主因は半導体市況の悪化

大阪・通天閣で節分前に2/1 一足早い恒例の”豆まき”

大阪のシンボル「通天閣」で2月1日、3日の節分を前に一足早い恒例の豆まきが行われた。今回は劇団四季が上演している「バケモノの子」の出演者など8人が地上94.5mの屋外展望台で「鬼は外、福は内」と声をかけながら福豆をまいた。その後、通天閣の下に設けられたステージでも豆まきが行われ、8人は袋に入った1,000袋の福豆をまいていた。この節分の豆巻きは新型コロナウイルスの影響で3年間中止されており、今回は4年ぶりに元の形で再開された。
通天閣では早く福を呼び込んで地元の賑わいにつなげようと毎年、節分の2日前に豆まきが行われている。

岸田首相 マイナカード取得の完全義務化「難しい」

岸田首相は2月1日、衆院本会議でマイナンバーカードの取得義務化について「最高位の身分証として厳格な本人確認のもとで交付する必要があり、カードに顔写真を表示するとともに、対面での厳格な本人確認をするため、本人の申請によることとしていることから、現段階では難しい」と述べた。
現在の健康保険証は2024年12月で廃止され、原則マイナ保険証に一体化されるが、マイナンバーカードの取得自体は義務付けられていない。