斎藤経産相 大阪万博前売り券64万枚販売「順調」 2024年3月7日つなぐ, アジア-社会fujishima 斎藤健経済産業相は3月5日、参院予算委員会で2025年大阪・関西万博の前売り入場券の販売が2月28日時点で64万6,517万枚だったと述べた。2005年愛知万博の際の販売進捗と比較しても「順調に進んでいる」としている。 大阪・関西万博は警備などの運営費の大半を入場料収入で賄う計画で、1,400万枚が販売目標。うち700万枚の購入は経済界に求めている。
塩野義・長崎大 マラリア薬の候補発見 臨床試験目指す 2024年3月7日つなぐ, アジア-産業fujishima 塩野義製薬と長崎大学は3月4日、マラリア予防・治療薬やワクチンについて、複数の候補を発見したと発表した。両者が2019年から2024年3月までの進めてきた共同研究協定の第1期の成果。これを受け、塩野義の手代木功社長と長崎大学の永安武学長が同日、2024年4月から2029年3月までの第2期事業の開始に関する協定書に調印した。第2期では早期の臨床試験(治験)の開始を目指す。
関電 空飛ぶクルマで韓国Solyuと提携, 充電設備を供給 2024年3月7日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima 関西電力(本社:大阪市北区)は3月4日、韓国の航空機リース会社、Solyu(ソリュ−、本社:ソウル)と、空飛ぶクルマの充電設備を供給することで業務提携したと発表した。関電、ソリュ−両社は空飛ぶクルマの充電設備のリース先などを探る新たなビジネスモデルにも取り組む。 関電は現在SkyDriveやAerospaceなどの空飛ぶクルマの機体メーカーと連携し、充電設備開発に取り組んでおり、今後とも開発、導入を進め、空飛ぶクルマの社会実装を推進していく。
阪急京都線 運賃+500円 特急などに7月から座席指定導入 2024年3月7日つなぐ, アジア-産業fujishima 阪急電鉄は、7月から京都線の特急などに導入する有料の座席指定サービスの詳細を公表した。8両編成のうち1両を有料座席の専用車両とし、座席は40席とする。一般の車両と比べて座席の幅や足元のスペースを広くしたほか、収納式のテーブルや読書灯なども備えている。 利用するには、事前に専用サイトで予約したうえ、運賃とは別に500円の指定料金が必要になる。指定サービスは「特急」「通勤特急」「準特急」の列車を対象に導入する。
NEC, 住友商 農業ICTプラットフォームの世界販売で協業 2024年3月7日つなぐ, アジア-産業fujishima 日本電気(NEC)と住友商事は3月4日、NECの農業ICTプラットフォーム「CropScope(クロップスコープ)」グローバル拡販に関する戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。これに基づき両社は住友商事の持つグローバルネットワークを活用して、主に南米やASEAN地域などでの市場開拓を目指す。 これに向けてNECは重点を置く対象作物をこれまでのトマトから広げるとともに、栽培から収穫、加工に至る一連のプロセス最適化と効率化を図る機能を追加する。このパートナーシップにより、クロップスコープの販売地域をまずタイ、ブラジル、インドに拡大し、事業成長を目指す。
23年の運転免許証の自主返納38万件 4年連続で減少 2024年3月6日つなぐ, アジア-社会fujishima 警察庁は3月1日、2023年に運転免許証が自主返納された件数は38万2,957件だったと発表した。前年比で6万5,519件減り、4年連続の減少となった。このうち75歳以上の高齢者が返納したケースは26万1569件で、全体の約68%を占めた。75歳以上の免許保有者は2023年末時点で728万2,757人いる。
塩野義のコロナ飲み薬「ゾコーバ」厚労省近く通常承認 2024年3月6日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima 厚生労働省の専門家部会は3月4日、塩野義製薬(本社:大阪市中央区)が開発した国産初の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、製造販売の通常承認を了承した。近く厚労省が正式に承認する。 ゾコーバは2022年11月、軽症・中等症患者向けの治療薬として緊急承認されていた。医療機関の治療実績として、体内のウイルス量減少など薬の有効性を示す追加データを踏まえて問題ないと判断した。
京大病院 男児に世界初の肺と肝臓の同時生体移植を実施 2024年3月6日つなぐ, アジア-社会, 新システムfujishima 京都大学医学部附属病院は3月4日、「先天性角化不全症」という重い疾患の10歳未満の男児に対し、両親と祖父から提供を受け、肺と肝臓の一部を同時に生体移植する異例の手術を実施したと発表した。 肺と肝臓それぞれの生体移植や、脳死状態の提供者からの同時移植は実施された例はあるが、生体の同時移植は世界初としている。病院によると、男児は今月、自力で歩けるまで回復し退院、臓器を提供した家族ともに経過は良好という。
公取委 日産自動車に勧告 下請け企業への不当減額で 2024年3月6日つなぐ, アジア-産業fujishima 公正取引委員会は日産自動車(本社:横浜市西区)に対し、週内にも下請法違反で再発防止を勧告する方針を固めた。日産は数年間にわたり、30社以上の下請け企業に支払う代金を不当に減らし、減額分は過去数年間で約30億円に上るとされる。中には減額分が数年間で10億円を超える下請け企業もあった。日産はすでに下請け企業に相当分を返金したとしている。 人件費や現燃料費が上昇する中、経団連など経済界でも中小企業が賃上げするためには、適切な価格転嫁が不可欠かつ重要になるとしており、日産の対応は明らかに避難されるべきものだった。
中国24年の成長率目標「5%前後」据え置く 全人代開幕 2024年3月6日つなぐ, アジア-社会fujishima 中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が北京市人民大会堂で開幕した。李強首相は今年1年の政策方針を示す政府活動報告で2024年の成長率目標を「5%前後」と発表した。世界の多くのアナリストが中国の2024年の製剤成長率は鈍化するとの予測が圧倒的に多い中、前年と同じ水準に据え置いた。なお、2023年の国民総生産(GDP)についても、物価の影響を除いた実質成長率が5.2%と当初の目標「5%前後」を達成したと発表した。