「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

グーグル AI検索サービス開始 処理能力30倍「Gemini」も

米グーグルは5月14日、生成AIを使ったネット検索サービスを開始すると発表した。また、一度に処理できる情報量を30倍に向上させた生成AI「Gemini(ジェミニ)」の最新版の提供も始めることを明らかにした。AIの性能を高めながら、様々な既存の自社サービスと組み合わせ、サービス内容・質の向上を図っていく。

宇野昌磨が引退会見「自分を褒めたい」「未練は全くない」

フィギュアスケートの宇野昌磨(26)が5月14日、引退会見を行い「未練は全くない。全力で毎日取り組んできた自分を褒めたい」と晴れやかに語った。今後はプロとしてアイスショーなどで活動する。「自分が全力を出して、日々楽しいと思えるプログラムをつくりたい」と決意を新たにしていた。
宇野はオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで、2大会連続でメダルを獲得したほか、世界選手権でも日本の男子で初めて2連覇するなど好成績を残した。

23年の全国の「落とし物」2,979万点, 現金228億円で最多

警察庁のまとめによると、2023年に全国の警察に届けられた「落とし物」の数は、前年比315万点増の2,978万7,068点となり、現在の形で統計を取り始めた1971年以降で最も多くなった。また、このうち現金は228億円4,568万8,596円に上り、過去最多となった。
落とし物で特に増えたのがワイヤレスイヤホンや携帯用扇風機など小型の電化製品。加熱式たばこ、モバイルバッテリーなども増えた。持ち主に返還された現金の落とし物は、一部前年に届けられたものも含め157億8,009万4,242円。保管期間の3カ月間に持ち主が分からず、拾った人のものなったのは32億5,330万2,497円だった。

24年度国家公務員一般職試験申込者7.9%減で過去最少に

人事院は5月13日、2024年度の国家公務員試験の一般職(大卒程度)の申込者が前年度比7.9%減の2万4,240人だったと発表した。現行の試験が始まった2012年度以降で最少を更新した。土木や機械など技術系で申込者数の減少が目立った。女性の割合は42.5%で過去最高だった。
なお、人事院が3月に発表した2024年度の総合職試験への申込者数は1万3,599人で、こちらも2012年度以降で過去最少だった。

養殖のり生産量 兵庫県が2年連続日本一 佐賀県を上回る

兵庫県によると、2023年12月から2024年5月にかけて、県内で養殖された今シーズンののりの生産量にあたる「販売数量」は12億3,385万枚で、昨シーズンを4,800枚余り下回ったが、2年連続で佐賀県を上回り、日本一となった。
2022年まで19年連続日本一を堅持していた佐賀県は、雨が少なかった影響で有明海ののりの生育が悪く、「販売数量」は9億8,000万枚余りにとどまった。この結果、今シーズンも兵庫県が佐賀県の販売数量を上回った。

24〜26年度介護保険料 全国平均で3.5%増の6,225円

厚生労働省は5月14日、2024〜2026年度の65歳以上の介護保険料が全国平均で2021〜2023年度比3.5%増の月6,225円になると発表した。制度が始まった2000〜2002年度と比べて2.1倍になった。介護サービスの公示価格である介護報酬がプラス改定され、費用が増えることも響いた。
介護報酬は3年に1度改定される。2024年度の介護報酬は1.69%のプラス改定で、介護職員の賃上げ分がそのうちの6割を占めた。今回保険料を引き上げた自治体は全体の45.3%、据え置いた自治体は37.2%だった。

理研のスパコン「富岳」2部門で9期連続世界一

世界のスーパーコンピューターの性能を競う理化学研究所の「富岳」は2つの部門で9期連続世界一となった。世界一を維持したのは、①ソフトウェアでシミュレーションなどを行ったときの計算速度②ビッグデータの処理性能を示す部門ーの2つ。
一方、コンピューターそのものの計算速度を競う部門と、人工知能(AI)の性能を示す部門はいずれも4位だった。

シャープ TV向け大型液晶パネルの生産9月末までに停止

シャープ(本社:大阪府堺市)は5月14日、子会社の堺ディスプレイプロダクト(SDP)の工場で手掛けているテレビ向け大型液晶パネルの生産を今年9月末までに停止することを明らかにした。液晶パネル事業の不振を受けた措置。また、パソコンやスマートフォン向けの中小型の液晶パネル事業についても、足元で業績が急激に悪化していることから三重県の工場の生産能力の縮小によって固定費の削減を進める。

会話型 認知症診断支援AIプログラムの社会実装で3社協業

FRONTEO(本社:東京都港区)、塩野義製薬(本社:大阪市中央区)、スズケン(本社:名古屋市東区)の3社は5月13日、会話型 認知症診断支援AIプログラムの社会実装を目的とし、協業すると発表した。AIモデルを含めたプログラムを運用するFRONTEOと塩野義製薬が主体となって開発を行い、全国の医療機関等との強固なネットワークを保有するスズケンが日本国内で独占的に卸物流を担う。これにより、早期の市場浸透が期待される。

万博工事現場にトレーラー活用の移動型無人コンビニ開業

大阪・関西万博会場の夢洲の工事現場に5月13日、ファミリーマートがトレーラーを活用した移動型の無人コンビニ店舗をオープンさせた。周辺にはコンビニが2店舗あるが、片道およそ15分ほどかかり、不便さをかこっていた。今回のトレーラーを活用した移動型店舗により、工事の進捗状況に合わせて場所を変え、建設作業員の買い物の時間を短縮し、ストレスを減らす。
広さは約14㎡の店内には弁当やパン、飲料などおよそ280種類の商品が揃えられ、セルフレジが備えられている。