米国ホワイトハウスは3月5日、4日に発動したカナダとメキシコからの輸入品に課す25%の関税について「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)を通じて入ってくるあらゆる自動車について、1カ月除外する」とし、対象から1カ月除外すると発表した。ビレット報道官は、「この決断はトランプ大統領がフォードやGM(ゼネラル・モーターズ)など自動車メーカー3社から要請を受けた結果だ」と説明した。
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アラブ首脳会議 8兆円投じる独自のガザ復興案を採択
アラブ諸国は3月4日、エジプトの首都カイロで、パレスチナ自治区ガザの復興を巡り首脳会議を開いた。会議では、エジプトのシシ大統領が提案した、5年間で総額530億ドル(約8兆円)を投じる復興計画案をアラブ提案として採択した。
米国のトランプ大統領が示している、ガザの住民を強制的に域外に移住させ、リゾート地として開発する構想を受け入れない立場で一致した。
復興案では、ガザの将来的な当地にパレスチナ自治政府が関与する方針を示した。パレスチナ人のテクノクラート(技術官僚)で構成する暫定当地を経て、自治政府が権限を引き継ぐ。
5年間の復興計画も承認された。2年半で230億ドルかけてがれきの撤去や住宅の再建を進め、その後3年間で300億ドルを投じて空港や港湾を整備する。