テルモ(本社:東京都渋谷区)と京都大学iPS細胞研究財団(本部:京都市左京区)は3月19日、iPS細胞の培養を自動化する共同研究に乗り出すと発表した。財団が持つiPS細胞の知見とテルモが持つ細胞の増殖システム「カンタムフレックス」を組み合わせ、培養の効率化の向上を目指す。自動化することで省人化や、コスト低減による再生医療の普及につなげる。
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KDDI 生成AI開発の東大発イライザを連結子会社化
KDDI(本社:東京都千代田区)は3月18日、生成AIの基盤となる大規模言語モデル(LLM)の開発を手掛けるELYZA(イライザ、本社:東京都文京区)を連結子会社化すると発表した。KDDI Dijital Divergence Holdings(本社:東京都港区)と合わせKDDIグループで数十億円を投じて株式の53.4%を取得する。出資額は非公表。研究開発やLLMを使った企業・自治体向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)などで連携する。
イライザは日本語の性能がグローバルモデルに匹敵する、国内最高水準の700億パラメータのLLMを開発している。この提携により3社はイライザの持つ国内トップクラスのLLMの開発能力とKDDIグループの計算基盤、ネットワーク資源などのアセットを組み合わせ生成AIの社会実装を加速させていく。