「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

東京・スカイツリーで大空泳ぐ約1,000匹のこいのぼり

「こどもの日」(5月5日)を前に、東京都墨田区の東京スカイツリーの商業施設で4月28日、例年通りおよそ1,000匹のこいのぼりが掲げられ、大勢の観光客や家族連れが大空を泳ぐこいのぼりを眺め楽しんでいた。赤、青、黒など色とりどりのこいのぼりに加え、スカイツリーのそばにある「すみだ水族館」の人気者、チンアナゴやニシキアナゴにちなんだのぼりも、悠々と大空を泳いでいた。このイベントは5月6日まで。

増加する高速の逆走 2023年224件 死傷事故の4割占める

国土交通省や高速道路各社によると、高速道路での逆走が年間200件前後発生しており、2023年には224件に上っている。2011〜2023年に起きた逆走のうち、事故に発展したしたのは2割程度。高速道路の事故全体で死傷者が出た場合は約1割程度だが、逆走事故に限ると、死傷事故の割合は4割に上っている。
逆走の開始場所では、インターチェンジ(IC)を含む出入り口や分岐・合流カ所が最多の約4割を占めている。高速道路各社はこれらの場所で注意喚起を行っていて、「進入禁止」の標識や順路を示す道路上の矢印などが整備されているが、運転者の見落としで逆走が後を絶たない。

「育成就労」巡り意見公募開始 詳細設計へ 出入国管理庁

出入国在留管理庁は4月28日、外国人技能実習制度に代わる新制度「育成就労」を創設する改正出入国在留管理・難民認定法を巡り、2027年4月1日の施行に向け、詳細な制度設計を盛り込んだ法務省令案に関する意見公募(パブリックコメント)を開始した。今夏ごろの省令改正を目指す。
省令案では、育成就労で新たに認める転籍(転職)について、地方から都市部への過度な人材流出を防ぐため、東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、愛知、京都、兵庫の8都府県を「大都市圏」と定め、同圏内の事業者が受け入れ可能な転籍者数を他の道県よりも制限している。

日本ダービー馬タスティエーラ 香港G1を制覇

2023年の日本ダービー(G1、芝2400)を勝ったタスティエーラ(牡5歳)が、豪州のダミアン・レーン騎手が騎乗し4月27日、香港競馬のクイーンエリザベス2世カップ(G1、芝2000m)をを制覇した。なお、同レースでは2着にもプログノーシス(牡7歳)が入り、日本馬」が1,2着を独占した。

牝馬3冠リバティアイランド安楽死 香港Gレースで故障発症

2023年の3歳牝馬三冠馬リバティアイランド(5歳)は4月27日、香港競馬のクイーンエリザベス2世カップ(G1、芝2000m)に出走、最後の直線で故障して競走を中止した。馬主のクラブ法人、サンデーレーシングの発表によると、左前脚の種子骨靭帯を断裂する大ケガを負い、現地で安楽死の措置が施された。この結果、三冠牝馬の名牝の血をつなぐことはできなくなった。

長野・上高地で本格的な登山シーズン到来告げる「開山祭」

槍ヶ岳、穂高連峰など北アルプスの玄関口、長野県松本市の上高地で4月27日、本格的な登山シーズンの到来を告げる「開山祭」が行われた。開山祭には地元の関係者や登山客およそ2,000人が参加。まずスイスの伝統楽器アルプホルンの愛好家による演奏が披露され、引き続き登山者の安全を祈願する神事が執り行われた。神職が祭壇に向かって祝詞を詠み上げた後、地元の関係者らが玉串を捧げた。そして、上高地のシンボル、河童橋の上で鏡開きを行い、梓川に御神酒を注いだ。
松本市によると、上高地は山岳リゾート地として人気が高まっており、海外からの観光客の増加も加わって、2024年の同地への訪問者数は前年比20万人増の153万人余りに上っているという。

電力8社, ガス4社 5月使用分料金引き下げ 燃料価格低下で

電力大手8社と都市ガス4社は5月使用分(6月請求分)の料金を引き下げると発表した。燃料価格の低下を受けたもの。契約者が多い電気の「規制料金」は、一般的な家庭で東京電力が前月より52円安い8,979円で、中部電力は54円安い8,764円。関西電力と九州電力前月と同じ料金となる。また、都市ガス(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガス)は18〜24円の引き下げで、東京ガスは21円安い6,004円となる。

大屋根リング 一部保存案 200m残す 協会調整 近く議論

大阪・関西万博のシンボル、世界最大の木造建築物・大屋根リングについて、万博協会が1周2kmのうち約200mを閉幕後も残す方向で調整していることが分かった。現地に保存する場合、新たに改修費や維持管理費が生じると見込まれ、5月2日にも大阪府、大阪市、経済界のトップらによる会合を開いて方向性を議論する。

「空飛ぶクルマ」万博会場で飛行中破損 当面運航中止

大阪・関西万博の会場で4月26日、次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」の機体の一部がデモ飛行中に破損した。
事故は会場西端の離着陸場で同日午後3時頃、米リフト・エアクラフトの1人乗り機体「ヘクサ」(全長4.5m、高さ2.6m)のデモ飛行中に発生。地上約10mで機体上部のプロペラモーター18個のうち1個が破損し、このモーターを覆うプラスチック製カバー(縦17cm、横15cm、150g)2個が落下した。
運航する丸紅は27日のデモ飛行を中止し、このトラブルを国土交通省航空局に報告。万博協会は、丸紅に対し、早期の原因究明を求め、安全が確認できるまで運航を見合わせることを決めた。