旧優生保護法下で強制的に不妊手術されたとして、東京都の女性が国に賠償を求めた訴訟は7月31日、東京地裁で和解が成立した。国の賠償責任を認めた最高裁判決を受けたもの。今回訴訟を起こしていたのは、東京都日野市の西スミ子さん(77)。一連の訴訟で和解が成立したのは初めて。代理人弁護士によると、国が和解金や弁護士費用など1,650万円を支払うという内容。謝罪の文言については、関係省庁との調整に時間が必要との判断から、今回の和解条項には盛り込まれなかった。
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双日 米国でテイクアウト寿司事業買収 水産食品事業拡大へ
双日(本社:東京都千代田区)は7月30日、双日米国会社を通じて、米国中西部を中心にスーパーマーケット300店舗以上でテイクアウト寿司事業を展開するSushi Avwnue(スシアベニュー)Inc.から全事業を取得。これまで主に日本国内で蓄積してきた水産事業における調達力と商品開発力を基盤とし、マリンフーズの新拠点、MFアメリカとともに、需要が多様化する成長市場の米国で寿司事業に参入し、水産バリューチェーンのさらなる拡大を図ると発表した。
スシアベニューは、20州以上のスーパーの惣菜売場へ出店し、店内で調理することで新鮮なテイクアウト寿司を販売している。販売先に合わせたプライベートブランドも開発しており、スーパーと消費者のニーズに合わせた商品開発を強みとしている。