「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

65歳以上の高齢者割合29.4%, 働く高齢者も最多 総務省

総務省が敬老の日(9月15日)を前にまとめた15日現在の人口推計によると、65歳以上の高齢者は3,619万人(男性1,568万人、女性2,051万人)で、前年比5万人減少した。65歳以上の人口が減るのは2023年に次いで、比較可能な1950年以降で2回目。
一方、総人口に占める高齢者の割合は29.4%で、2024年から0.1ポイント上がって過去最多となった。
また、2024年の働く65歳以上の高齢者は930万人と前年から16万人増え、21年連続で増加し、過去最多を更新した。この結果、高齢者の就業率は25.7%で、前年から0.5ポイント上がっている。働く高齢者の年齢別就業率をみると、65〜69歳が53.6%、70〜74歳が35.1%、75歳以上が12.0%となっている、

廣中璃梨佳6位入賞 世界陸上女子10,000m決勝

世界陸上女子10,000m(1周400m×25周)決勝は、トップグループのアフリカ勢らが主導権を握り、逃げ出しの機会をうかがい乱ペースで進められる展開となった。廣中璃梨佳は辛抱強く中盤10位以下まで順位を落としたが、電光掲示板を横目で見ながら余裕の走りを見せた。24周目から覚醒したかのように加速、最後の1周で2人を抜き去り、順位を6位に上げフィニッシュした。廣中は2大会連続の入賞を果たした。

東大, 法大 LED植物工場の養液栽培で枝豆安定生産に成功

東大と法政大学は9月12日、LED植物工場の養液栽培で枝豆の安定生産に成功したと発表した。LED植物工場の養液栽培ではこれまでレタスなど一部の野菜しか栽培できなかった。今回、世界で初めて枝豆の安定生産に成功した。
しかも収量で、畑での栽培を上回り、さらに甘みが強く、健康成分イソフラボンなど栄養価も高いことが明らかになった。

ユニチカ 瑞光への不織布事業の譲渡額22億円に決定

繊維事業からの撤退を決めているユニチカ(本社:大阪市北区)は9月12日、不織布事業について、紙おむつ製造機大手の瑞光への譲渡額が22億円になると発表した。譲渡は12月26日を予定。両社は6月に事業譲渡について基本合意していた。ユニチカは用途別に事業の譲渡先と交渉、協議を進めている。

”負け組の星”「ハルウララ」死ぬ 高知競馬の元競走馬

負け続けても懸命に走る姿から全国的な人気を集め、”負け組の星”と呼ばれた高知競馬の元競走馬「ハルウララ」が引退後、余生を過ごしていた千葉県の牧場で死んだ。29歳だった。ハルウララは、2004年まで113のレースに出走し、成績は0勝113敗だった。
当時は「走っても当たらない」として、ハルウララの馬券が交通安全の”お守り”になった。

サニブラウン, 桐生ら無念の予選敗退 東京2025世界陸上

9月13日始まった東京2025世界陸上の初日、注目された男子100m予選が行われた。日本勢は3人とも決勝進出はならなかった。3大会連続のファイナル進出を狙ったサニブラウン アブデルハキーム(26)、8年ぶりに9秒台を記録して調子を挙げていた桐生祥秀(29)、そして守祐陽(24)の3人は、後半伸びきれず、十分燃焼しきれないまま、無念の敗退となった。

経産省 ペロブスカイト太陽電池開発に246億円補助

経済産業省は近く、日本発の次世代太陽電池技術、薄くて曲がるペロブスカイト太陽電池の研究開発を支援するリコーやパナソニックホールディングス(HD)、京都大学発のスタートアップの技術開発や実証へ246億円の補助を発表する。量産規模は1ギガワット弱を想定。2030年をめどに量産を促す。

24年世界の軍事費 過去最高の398兆円 飢餓対策費不足も

国連のグテーレス事務総長は9月9日、2024年の世界の軍事費が前年比9%以上増え、過去最高の2兆7,000億ドル(398兆円)に達したとする報告書を発表した。半面、貧困対策などの持続可能な開発に必要な資金が不足していると指摘している」。
報告書はこのわずか4%にも満たない930億ドルあれば、2030年までに世界の飢餓を終わらせることができるなどとして、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に必要な資金が不足しているーーと嘆きの弁を述べた。