「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

ヤクルト 比ミンダナオ島第2工場で「ヤクルト」生産開始

ヤクルト本社(本社:東京都港区)は5月20日、持分法適用会社フィリピンヤクルト(本店:マニラ)の100%子会社、ヤクルトエルサルバドール製造(フィリピンヤクルト第2工場)で、「ヤクルト」の生産を開始したと発表した。ヤクルトエルサルバドール製造(所在地:ミンダナオ島ミサミス・オリエンタル州エルサルバドル市)の資本金は20億ペソ。敷地面積約4万1,738㎡、建設面積約1万8,709㎡、延床面積約2万5,583㎡。
生産品目は「ヤクルト」「ヤクルトライト」。ただ、当面は「ヤクルト」のみ生産する予定。生産能力は、生産開始時は1日あたり138万本、設備増強後は最大同276万本を生産する予定。これにより、ミンダナオ島以南およびビサヤ地方の市場深耕による需要増加に対応していく。

競馬のオークス チェルヴィニア制覇 桜花賞馬に雪辱

競馬の3歳牝馬3冠レースの第2戦、第85回オークス(G1、2400m芝、18頭出走)は5月19日、東京都府中市の東京競馬場で行われた。2番人気のチェルヴィニア(クリストフ・ルメール騎乗)が2分24秒0で優勝し、G1初制覇するとともに、1着賞金1億5,000万円を獲得した。桜花賞13着の惨敗からの立て直し、逆転劇だった。ルメール騎手はこのレース4勝目、木村哲也調教師は初勝利。
チェルヴィニアは1番人気で本命馬・桜花賞馬のステレンボッシュをマークする形で中団で待機。残り200m付近で先頭に立ったステレンボッシュを鋭い末脚で半馬身交わしてゴール。桜花賞の雪辱を果たした。さらに1馬身3/4差の3着に3番人気のライトバックが入った。

サッカー独フランクフルトの長谷部誠 22年間の現役引退

サッカー元日本代表主将の長谷部誠(40)(ドイツ・ブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルト所属)が5月18日、22年間にわたるプロ生活に別れを告げた。今季最終節、ホームのライプチヒ戦、終了直前、守備的MFとして出場し、ピッチで現役生活を終えた長谷部は「自分自身を誇りに思えるところは、最後まで自分のするべきことをやってきたこと」と語った。今後は10シーズンを過ごしたクラブに指導者として残り、育成世代の選手たちを教える予定。

明大 植物工場基盤技術共同研究実績 タイの見本市で公開

明治大学植物工場基盤技術研究センターは5月17日、扶桑化学工業および大和ハウス工業との間で進めてきた共同研究実績を、タイ・バンコクで開催される園芸、花卉用品、技術の見本市「Horti Asia 2024」公開すると発表した。
Horti Asia 2024は5月22〜24日、バンコクのInternational Trade&Exhibition Centerで開催される。開催時間は10時〜18時(タイ時間)。
明治大学植物工場基盤技術研究センターは、経済産業省の「先進的植物工場施設整備事業」により設置された植物工場をベースにした、栽培および栽培装置の開発・研究と植物工場の普及を進める組織。

「ツタヤ・ブックストア」カンボジア進出 25年に1号店

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と双日のマレーシアの合弁会社、ツタヤ・ブックス・マレーシアはこのほど、カンボジアで不動産開発、ホテルなどの事業を展開するアーバン・リビング・ソリューションズ(ULS)とフランチャイズ契約を結び、2034年までにカンボジアで書店「ツタヤ・ブックストア」を6店出店すると発表した。この第一弾として、2025年に首都プノンペンにカンボジア1号店を出店する計画。
CCCは台湾でツタヤ・ブックストアを計11店、中国で蔦屋書店とツタヤ・ブックストアを合わせ計12店、マレーシアで蔦屋書店とツタヤ・ブックストアを合わせ計2店を出店している。

エア・ウォーター インドのシリンダーガス充填工場稼働

エア・ウォーターは5月17日、100%子会社Air Water India Private Limited(以下、エア・ウォータ・インディア)が、インド西部デリー郊外のファリダバード近郊に、ローリー輸送中継基地を兼ねたシリンダーガス充填工場を新設し、4月より稼働開始したと発表した。
液化ガス製造拠点のある東部エリアから、北部エリアへの長距離輸送を効率化し輸送コストを合理化、配送時CO2排出量の19%削減を実現する。エア・ウォーター・インディア ファリダバード充填工場の敷地面積は約7,000㎡、充填工場の面積は約4,400㎡。
エア・ウォーター・インディアは、製鉄所向けのオンサイトガス供給事業と、川下分野にあたるローリー・シリンダ事業を展開。インド国内における産業ガスメーカーとして確固たる地位を確立している。

大阪ガス 舞洲工場でメタネーション実証設備の竣工式

大阪ガス(本社:大阪市中央区)は5月17日、大阪市や大阪広域環境施設組合の協力のもと、大阪市此花区にある同組合のゴミ焼却工場(以下、舞洲工場)の敷地内にメタネーション実証設備の竣工式を執り行ったと発表した。
同事業は再生可能エネルギー由来の水素と地域の未利用バイオマスを活用して製造したe-methane(以下、e-メタン)により、二酸化炭素(以下、CO2)排出量の低減を図り、エネルギー地産地消型モデル構築を目指す。製造したe-メタンを都市ガス機器で利用する。
2024年7月ごろまで舞洲工場で実証を行った後、メタネーション実証設備の移設や試運転を経て、2025年4月から大阪・関西万博の会場内で実証を行う予定。

ベトナム 共産党序列2位の国家主席に公安相が就任

ベトナムメディアの報道によると、ベトナム共産党は5月18日、中央執行委員会を開き、党序列2位の要職、国家主席にトー・ラム公安相(66)が就く人事を決め、承認した。3月に理由は明らかにされていないが、前任のボー・バン・トゥオン氏(53)が突然、辞任。空席となった国家主席の後任の人選が進められていた。

元気寿司「Genki Global Dining」に商号変更 海外展開強化

すしレストランチェーンの元気寿司は5月17日、8月1日から商号を「Genki Global Dining Concepts(ゲンキグローバルダイニングコンセプツ)」に変更すると発表した。商号変更は1990年に「元禄」から現社名に変更して以来34年ぶり。第2創業期として海外展開を強化する経営方針を社内外に印象づけるのが目的。6月21日の株主総会で承認を得る。2026年3月期までに海外店舗数を、2023年3月期の231店舗から272店舗に増やすのが目標。
なお、「元気寿司」「魚べい」「千両」の各チェーン店は引き続き従来の屋号で運営する。