東京カンテイ(本社:東京都品川区)のまとめによると、7月の分譲マンション賃料は東京23区が前月比0.8%高の1㎡当たり4,170円だった。2カ月ぶりに過去最高を更新した。首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)が同0.1%高の3,519円。このうち23区外も含めた東京都全体では同0.7%高の4,043円。
近畿圏は同1.4%安の2,202円で、6カ月ぶりに下落した。中部圏は同1.8%高の1,971円だった。分譲マンション賃料は、マンションの住戸の持ち主が貸す際に設定する賃料。
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7月首都圏マンション平均価格55.8%高の9,940万円 過去最高
不動産経済研究所(本社:東京都新宿区)のまとめによると、7月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の新築マンションの1戸あたりの平均価格は、前年同月比55.8%高の9,940万円となり、7月単月としては過去最高だった。このうち東京23区は同84.8%高の1億3,340万円。23区で売り出された物件の約半数が1億円を超え、全体価格を引き上げた。
首都圏の発売戸数は同14.2%増の2,591戸で、9カ月ぶりにプラスに転じた。地域別にみると、東京23区が同49.3%増の1,542件と全体をけん引した。初月の契約率は74.8%と好・不調の目安である70%を2カ月ぶりに上回った。23区はは同21.2%上昇し81.5%と高水準だった。