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中国・深圳市の日本人男児刺殺 被告に異例の即日死刑判決

中国広東省深圳市中級人民法院(地裁)で1月24日、同市で2024年9月、日本人学校に通う男子児童(当時10歳)が刺殺された事件の初公判があった。そして初公判で、40歳の中国人男性の被告に対し、故意殺人罪で死刑判決を言い渡した。異例の即日判決だった。
事件が起きたのは満州事変の発端となった柳条湖事件から93年となる日で、日本人を狙った犯行との見方もある。公判は報道陣には公開されず、広東省広州市の日本総領事館らが傍聴した。

センバツ出場32校決定 大阪勢98年ぶりゼロ 21世紀枠2校が初

第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園球場)の出場校が1月24日発表された。一般選考29校、神宮大会枠1校、21世紀枠2校の計32校が大会の出場権を獲得した。大阪勢は98年ぶりにゼロとなった。21世紀枠は壱岐(長崎)、横浜清陵(神奈川)2校が春夏通じて初となる甲子園切符を手にした。

佐々木朗希 2年後の高額契約よりメジャーでの”経験”に価値

日本のプロ野球ロッテからポスティングシステムを使い、ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)が1月22日(日本時間23日)、ドジャーススタジアムで入団会見を行った。
メジャーリーグの定めにより、25歳以下はマイナー契約でのスタートとなる。年齢の関係で2年待てば高額契約の可能性も指摘されたが、佐々木は「お金よりもメジャーリーグで2年間過ごす経験に価値があると判断しました」と説明した。また、「ドジャースには大谷選手、山本選手、それ以外にも素晴らしい選手がたくさんいるので、一緒にプレーできるかも知れない楽しみがあります。まずはそのステージに立てるよう頑張ります」と、メジャー昇格が当面の目標と説明した。

日本酒「獺祭」旭酒造 6/1付で社名に変更 海外展開を加速

旭酒造(本社:山口県岩国市)は1月23日、国内外で人気の同社の日本酒「獺祭」を6月1日付で社名とし、株式会社 獺祭(英語表現では「DASSAI.Inc」)に変更することを明らかにした。
同社の現在の売上高は国内市場で約100億円、海外で約90億円だが、今後は国内300億円、海外700億円、合わせて1,000億円規模とすることを目指しており、とくに海外での展開を加速していく。同社は2023年に米国・ニューヨーク州に酒蔵を完成させており、まず米国市場の拡大を目標とする。

米連邦地裁「出生地主義」修正差し止め 大統領令は「違憲」

米連邦地裁は1月23日、米国で生まれた子供に自動的に国籍を与える「出生地主義」の修正を命じたトランプ大統領の大統領令は「違憲」と判断し、発効の一時差し止めを命じた。トランプ氏が打ち出した政策への司法による最初の打撃となる。
これを受け、トランプ氏は提訴するとしており、最終判断は最高裁に持ち込まれる可能性が高い。

日銀 追加利上げ決定 政策金利を0.5%程度に 17年ぶり水準

日本銀行は1月24日、金融政策決定会合で政策金利を現行の0.25%程度から0.5%程度に引き上げることを決めた。0.5%の政策金利は2008年10月以来、約17年ぶりの高水準。経済と物価情勢の改善が続き、賃上げに向けた動きも広がっているとして、2024年7月の政策決定会合以来の利上げに踏み切った。

貿易赤字4年連続 24年は5兆3,326億円 前年から44%減少

財務省が1月23日発表した2024年の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5兆3,326億円の赤字だった。4年連続の赤字となったが、赤字幅は前年の9兆5,220億円から44.0%減少した。
輸出額は前年比6.2%増の107兆913億円で、比較可能な1979年以降で最大となった。増加は4年連続で、100兆円超えは2年連続。輸入額は同1.8%増の112兆4,238億円で、2年ぶりに増加した。

中居正広さん 芸能界からの引退発表 会員サイトで報告

タレントの中居正広さんが1月23日、芸能界を引退することを発表した。有料の会員サイトで「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします」と報告した。ただ、「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります」としている。

東京都 10月から「シルバーパス」約4割値下げ 予算化へ

東京都は、都内に居住する70歳以上の人たちは公共交通期間を無料で利用できる「シルバーパス」について、10月からおよそ4割値下げすることになった。
シルバーパスは年間2万510円支払うことで、都営バスや都営地下鉄を無料で何回でも利用できるサービス。都は利用者の負担を減らし、これまで以上に高齢者の社会参加を促したいと、10月から現行よりおよそ4割引き下げて1万2,000円にする予定。今後、システムを改修してICカード化する。これらの事業費を新年度予算に計上して、2月開会する都議会に提出、成立を目指す。

西山女流三冠 女性初のプロ棋士ならず 編入最終戦で敗れる

大阪狭山市出身の将棋の女流棋士、西山朋佳女流三冠(29)は、プロ棋士入りを懸け、大阪・高槻市の関西将棋会館で1月22日午前10時から行われた「編入試験」(ここまで2勝2敗)の最終戦、第5局に臨んだが、試験官の柵木幹太四段(26)に敗れ、今回の試験でのプロ入りはならなかった。西山女流三冠は、得意とする飛車を横に動かす”振り飛車”の戦法を、柵木四段の慎重な指し回しで封じられ、持ち味を発揮できなかった。