fujishima のすべての投稿

USJ 新エリア「ドンキーコング・カントリー」24年春開業

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、所在地:大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイは12月5日、任天堂の人気ゲーム「ドンキーコング」をテーマとした新エリアを2024年春に開業すると発表した。「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のスペースを1.7倍に拡張して新設する。投資額は非公表。
ドンキーコングは1981年に誕生した任天堂を代表するゲームで、シリーズ累計7,000万本近くを販売し、世界的にも人気が高い。この人気キャラクターを活用し、訪日外国人らの集客につなげる。

大麻の医薬品利用解禁 使用罪を新設 改正法が成立

大麻草原料の医薬品の利用を認める改正大麻取締法が12月6日、参院本会議で可決、成立した。2024年にも施行する。大麻の主要成分の一つ、カンナビジオール(CBD)は害がほとんどなく、海外では抗てんかん剤として利用されている。日本でも治験が実施されており、今回の法改正に伴い医療現場で実際に利用できるようになる。
大麻に関する現行法では、これまで大麻の所持や栽培の禁止にとどまっており、今回使用罪も新たに創設された。主に若年層による乱用への対策として7年以下の懲役刑も規定する。2022年には大麻関連の検挙人数の約7割が30歳未満だった。

日本の15歳の「読解力」世界3位に回復 OECD81カ国・地域で

経済協力開発機構(OECD)は12月5日、世界81カ国・地域の15歳69万人を対象に2022年に実施した学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野いずれも前回2018年調査から改善した。最も大きく改善・回復したのが読解力で、前回過去最低の15位から3位となった。科学的リテラシーは前回の5位から2位へ、数学的リテラシーは前回の6位から5位へそれぞれ順位を上げた。

米半導体大手エヌビディアCEO 生成AIで日本企業と連携

米半導体大手エヌビディアのジョンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は12月4日、官邸で岸田首相と面会後に、記者団の取材に応じた。フアン氏はソフトバンクなどの日本企業と連携して、生成人工知能(AI)の研究開発を加速させるほか、クラウド事業大手のさくらインターネットやNTTなどを含めた日本企業と協力するとしている。また、岸田首相からは生成AIを支える画像処理半導体(GPU)をできるだけ多く日本に供給してほしいと要請されたという。

SMASと住友商事 インドネシアで自動車レンタル事業で新会社

住友三井オートサービス(本社:東京都新宿区、以下、SMAS)と住友商事(本社:東京都千代田区)は12月4日、インドネシアで長期・短期の自動車レンタル事業およびフリートマネジメント事業を主な事業とする新会社、PT.SMAS Mobility Indonesia(本社所在地:ジャカルタ、以下、SMI)を設立し、12月1日より事業を開始したと発表した。SMIの資本金は2,450億ルピアで、出資比率はSMAS60%、住友商事40%。両社はSMIを軸にインドネシアおよびグローバルでの自動車レンタル事業の一段の拡大を目指す。

老健の相部屋料 自己負担に 対象2万人強 厚労省案提示

厚生労働省は12月4日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の分科会でリハビリなどを提供する介護老人保健施設(老健)の一部などの相部屋の室料について、全額自己負担を求める案を示した。対象は2万人強の見込み。
老健の相部屋は光熱水費のみが利用者負担で、室料は保険給付の基本サービスに含まれる。特別養護老人ホーム(特養)は2015年度から月1万5,000円程度の室料を自己負担に切り替えたことから、利用者の公平性を保つため見直しが必要と判断した。厚労省は一定の所得を有する入所者に室料負担を求める方針だ。

東急不動産 タイ・バンコクでホテル&オフィスの複合開発に参画

東急不動産(本社:東京都渋谷区)は12月4日、タイ子会社、TLTH Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下、TLTH)を通じて、タイ大手上場不動産デベロッパー、Orijinn Pyoperty Public Company Limited(本社:タイ・バンコク、以下、オリジン社)およびその100%子会社、One Orijin Company Limited(本社:タイ・バンコク、以下、ワンオリジン社)が開発を進める、タイ・バンコクにおけるホテルおよびオフィスで構成する複合開発事業に参画すると発表した。
今回参画するのは、バンコク・スカイトレインのウドムスク駅から徒歩3分に立地するプロジェクトで、敷地面積約4,400㎡、RC造地上39階建て。2024年7月着工、2026年11月竣工予定。今回の案件で同社のタイにおける事業参画は計10物件となる。

香港高裁 中国恒大集団の法的整理 判断を24年1月に延期

香港の高等法院(高裁)は12月4日、経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団に対する清算申し立てについての審理を開き、判断を2024年1月29日に延期した。恒大集団が示した新たな債務再編案についての検討や協議に時間を要するとした。ただ、今回の判断先送りによって、かえって同国の不動産不況、ひいては景気停滞を長期化させかねないリスクがある。香港の清算手続きは実質的に法的整理にあたる。

関空 国際線の免税店・飲食店入る新エリア12/5オープン

関西空港国際線の免税店および飲食店が入る新エリアがが12月4日、5日のオープンを前に報道陣に公開された。新エリアはこれまで9カ所に散らばっていた化粧品や酒類などの免税店や飲食店を集約。出国審査場から搭乗口まで100mにわたる通路の両側に、高級ブランド店や飲食店など25の店舗を配置した。
関空の運営会社、関西エアポートはインバウンド需要の増加を見据え、国際線の受け入れ客数をコロナ禍前の2018年度の2倍近い年間4,000万人まで増やすため、第1ターミナルの国際線エリアの拡張工事を進めている。

年末年始の国内旅行費用4万1,000円で過去最高 JTB調査

アンケート調査や予約状況によるJTBのまとめによると、2023年度の年末年始(2023年12月23〜2024年1月3日)の1人あたりの旅行費用は国内旅行で4万1,000円と2022年度から4,000円増え過去最高となる見通しだ。一方、海外旅行の旅行費用は22万2,000円と2022年度から1万9,000円減少する。ただ、海外旅行は長期と短期に分かれ、旅行費用は二極化すると分析している。
旅行者数は、国内旅行が4%増の2,800万人と新型コロナウイルス禍前の2019年度と比べて96%の水準まで回復する。海外旅行の旅行者数は2022年度に比べ2.6倍の58万人で2019年度に比べ70%の水準まで回復を見込む。