世界鉄鋼協会のまとめによると、2023年の世界粗鋼生産量(速報値)は前年比ほぼ横ばいの18億8,820万トンだった。世界2位の生産国インドでインフラ向けの鋼材販売が好調だったが、3位の日本で建設向け需要が落ち込んだ。主要国の生産状況をみると、最大生産国の中国は前年比0.1%増の10億1,910万トンにとどまった。インドは同11.8%増の1億4,020万トン。これに対し、日本は同2.5%減の8,700万トンだった。
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三菱地所 タイで高層ビル「One City Centre」全面開業
三菱地所は1月24日、タイ・バンコクCBDのセントラル・ルンピニエリアで、2019年よりタイの大手デベロッパー、Raimon Land Pnblic Company Limited(以下、RML社)と共同で進めてきた大規模複合オフィスビル開発計画「One City Centre」が2023年3月に竣工し同日、グランドオープンしたと発表した。総事業費は約88億タイバーツ(約361億円)。高さ276mのタイ国内最高層のオフィスビルとなる。
One City Centreはオフィス棟(地上61階建て)、商業棟(地上3階建て)の2棟からなる総貸付面積約6万1,000㎡で、日系企業が手掛けたタイにおけるオフィス開発物件として過去最大規模。