文部科学、厚生労働両省のまとめによると、2025年春に卒業する大学生の就職内定率(10月1日現在)が72.9%で、前年同期より1.9ポイント下回ったと発表した。前年を下回るのは4年ぶり。ただ、「学生優位の”売り手市場”は続いており、複数の内定の中から就職先を決めかねている学生がいる影響ーとみている。
マイナビの調査では、10月中旬の内定保有率は前年同期比4.5ポイント増の90.5%に上った。内定保有数は平均2.7社だった。両省調査による10月1日現在の就職内定率は男子は71.5%、女子は74.5%。文理別では文系が72.8%、理系が73.1%だった。
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旭化成 樹脂原料ANのタイ生産から撤退 全社の能力2割減
旭化成(本社:東京都千代田区)は11月15日、樹脂原料アクリロニトリル(AN)のタイでの生産から撤退すると発表した。これにより旭化成全社のAN生産能力は2割減となる。タイでのAN生産はすでに10月末に停止しており、12月末で販売も終える。
今回停止するのは旭化成の持分法適用会社で国営タイ石油公社(PTT)グループと折半出資する「PTT旭ケミカル」。同社は家電に使われるABS樹脂などの原料となるANのほか、アクリル樹脂原料MMAなどを生産している。
旭化成はANの生産能力で世界3位で、日本、韓国にも生産拠点を保有、これらを合わせた年間生産能力は93万トン。タイ拠点(年間20万トン)の停止により2割減る。
兵庫県知事に斎藤氏再選, SNS通じ支持広げる 前県政「評価」
斎藤元彦・前知事(47)の失職に伴う兵庫県知事選は11月17日投開票され、斎藤氏が同県尼崎市の前市町稲村和美氏(52)ら新人6人を破り、再選された。斎藤氏はパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で県議会から全会一致で不信任決議を受け、まさに”四面楚歌”の状態で、孤軍奮闘の戦いだった。
だが、SNSを通じて「改革の継続」を訴え、支持を広げた。また、メディアが行った調査によると、斎藤県政の実績を評価するとの声が追い風になった。この結果、全会一致で不信任を突きつけた兵庫県議会と、有権者の「民意」は相対するものとなり、百条委員会はじめ、今後県議会のあり方や県職員を含めた双方の向き合い方や姿勢が問われる。