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今年のセンバツ高校野球開会式 入場行進曲は「幾億光年」

日本高校野球高校連盟(日本高野連)などは1月10日、3月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の開会式の入場行進曲を、3人組バンド、Omoinotakeの「幾億光年」に決めたと発表した。
選曲の理由について「長い距離や時間によって隔たれても、褪せることのない思いを爽やかなメロディーに乗せて歌っていて、ストリーミングの累積再生回数が3億回を超えるなど幅広く親しまれていること」を挙げている。

24年の世界気温上昇1.6度 単年初の温暖化抑制目標超え

欧州連合(EU)の気象情報機関、コペルニクス気候変動サービスは1月10日、2024年の世界の平均気温が産業革命前に比べて1.6度高くなり、2年連続で史上最も暑い年だったと発表した。気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」で掲げる気温上昇幅の抑制目標である1.5度を単年で超えるのは初めて。地球温暖化の深刻さが増している。

三井住友建設 水循環式バイオトイレ「SMilet」の販売開始

三井住友建設(本社:東京都中央区)は1月9日、水循環式バイオトイレ「SMilet(スマイレット)(TM)」の販売を2024年12月より開始したと発表した。スマイレットは、上下水インフラに接続することなく、水洗トイレが利用可能な水循環式バイオトイレで、災害時や上下水インフラが整っていない自然公園、建設現場などで嫌な臭いもなく、清潔で快適に使用することができるという。
販売窓口は住電商事(所在地:大阪市西区)が担う。このトイレは水洗トイレと汚水処理槽、貯水槽、蒸発処理槽などで構成され、まず汚水処理槽で微生物の力により処理水と、余剰汚泥に分離。分離した処理水は貯水槽内で電気分解処理による殺菌・脱色を施して再利用する。余剰汚泥は杉チップを充填した蒸発処理槽に移送・撹拌し、蒸発処理で減容化する。
スマイレットは設置や移動も簡単で、通常利用においては放流や汲み取りは不要。国土交通省が定める「快適トイレ」の認定を取得している。

新年恒例 競技かるた日本一 新名人と新クイーンが誕生

滋賀県大津市の近江神宮で1月11日、新年恒例の百人一首で競技かるた日本一を決める「名人戦」と「クイーン戦」が行われた。その結果、今年は男子、女子とも前年王者を下し、新たな日本一が誕生した。
男子は2度目の挑戦となった福岡の自見壮二朗7段(23)が、3−0で静岡の川瀬将義名人(30)の4連覇を阻止し、初の名人位を獲得した。東京勢同士の対戦となったクイーン戦は、初挑戦の高校3年生、矢島聖蘭8段(18)が3−1で井上菜穂クイーン(25)を破り、初のクイーン位に就いた。高校生がクイーン位を獲得したのは、17年ぶりという。

阪神・淡路大震災30年 追悼の集い 今年は「よりそう 1.17」

阪神・淡路大震災追悼の集い実行委員会は1月10日、今年、神戸市で開かれる追悼の集いで、灯籠を並べてつくる文字が「よりそう」に決まったと発表した。30年を迎える今年、神戸市からこの言葉を”発信”したいとしている。
よりそうには、震災から30年となり、経験した人が減っている中でも被災地や被災者のことを忘れず、心の中で寄り添い続けることや、東日本大震災や能登半島地震などの被災地に寄り添い、力を合わせて一歩一歩進んでいきたいとの思いが込められている。

出光興産 SAF原料のボンガミアの試験植林を豪州で開始

出光興産(本社:東京都千代田区)は1月9日、持続可能な航空燃料(以下、SAF)をHEFA技術で生産する際の原料として期待される非可食の油糧作物ボンガミアの試験植林を1月中旬から豪州クイーンズランド州で開始すると発表した。
試験植林は、10年以上にわたりボンガミアの栽培知見と研究成果を持つ米国のTerviva(テルビバ)社(本社:カリフォルニア州)と共同で行う。豪州でのボンガミアの試験植林は、日本企業として初の試み。この試験植林を通じて、ボンガミアの長期安定的な栽培方法や、栽培からSAFを生産するまでのサプライチェーンの最適化などの検証を行う。

25年訪日客 初の4,000万人台へ JTB推計 2年連続で最高更新

JTBがまとめた2025年の年間旅行動向見通しによると、インバウンド(訪日外国人)は2024年を8.9%上回り、4,020万人と初めて4,000万人台になる見込みだ。1981年の調査開始以来、2年連続で過去最高を更新する。円安や国際航空便の回復に加え、4月に開幕する大阪・関西万博も追い風になる。

キューピー タイ, インドネシアの能力増強 新ライン生産開始

キューピー(本社:東京都渋谷区)は1月9日、マヨネーズ、ドレッシング、調味料などの生産・販売を手掛けるグループ会社のキューピータイランド(本社:バンコク都、工場:ラーチャブリー県)、とキューピーインドネシア(本社兼工場:西ジャワ州ブカㇱ県)がそれぞれ既存工場内に新設した生産ラインを稼働し、2025年1月から本格的に生産を開始すると発表した。タイにおけるマヨネーズ類の生産能力は年間約3万6,000トンに倍増するほか、インドネシアでは年間1万9,500トンへ2.6倍になる。
両国での生産能力の大幅な増強によりアジア・パシフィック地域におけるマヨネーズやドレッシングの需要増加に応え、市場を深耕する。

丸紅 インド・ハリヤナ州で工作機械販売, アフター新会社

丸紅(本社:東京都千代田区)は1月9日、インドで工作機械の販売およびアフターサービスを手掛ける新会社「Marubeni Machinery & Solutions India Private Limited」を設立したと発表した。新会社の所在地はインドハリヤナ州グルグラム、グルグラムとバンガロールに拠点を置く。新会社、拠点とも2025年4月以降設立、設置の予定。
丸紅はこれまで、世界トップクラスの技術とブランド力を持つシチズンマシナリーおよびブラザー工業製の工作機械をインドを含む世界市場で販売してきた。この知見を生かし、インドにおけるさらなる事業拡大を目指すため、新会社設立により販売・サービス体制を強化する。
モディ政権が掲げる「メイク・イン・インディア」政策などから、幅広い製造業でインドへの投資が加速しており、工作機械の市場規模は今後も高い成長が見込まれている。

24年国内EV販売 日産 首位堅持も44%減, BYDトヨタ抜く

自動車販売2団体は1月9日、2024年の国内電気自動車(EV)販売台数を公表した。日産自動車が軽自動車「サクラ」などで首位を維持したが、台数は前年比44%減の3万749台にとどまった。日本でも積極的な販売促進活動を繰り広げつつある中国の比亜迪(BYD)が同54%増の2,223台となり、トヨタ自動車(同30%減の2,038台)を初めて上回り、日本国内でも中国勢の攻勢が強まっている。