「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

コシノジュンコさん びわ湖のヨシ使用のスーツ披露 滋賀

デザイナーのコシノジュンコさんが7月22日、アパレルメーカーの担当者とともに滋賀県庁を表敬訪問し、三日月知事に素材にびわ湖のヨシを使ったスーツを披露した。今回コシノさんがデザインしたのは、軽さや肌触りの良さ、光沢感が特徴の、びわ湖のヨシを使ったスーツ。同行したアパレルメーカーはびわ湖のヨシを使ったシャツや帽子、靴などもつくって知事に披露した。
コシノさんは近年、ファッションが評価されるには、素材選びはじめ生産過程で環境に配慮したものづくりがされているかどうかが重要だと説明し、地元素材のヨシ使いの服飾品を前に、知事も納得の表情で応対、日常業務とは違う顔の一面がみられた。

大谷 日本選手初の4年連続30本塁打達成 250号にも王手

ドジャースの大谷翔平選手は7月21日(日本時間22日)、本拠地でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で4試合ぶりの今季30号を放ち、日本選手初の4年連続30本塁打を達成した。右翼席上段に飛び込む144mの特大アーチだった。また、日米通算では249本塁打とし、節目の250号本塁打にもあと1とした。

関西上半期の輸出額10.38兆円で過去最高を更新 大阪税関

大阪税関がまとめた今年1〜6月の貿易統計によると、関西の輸出額は前年同期比2.6%増の10兆3,841億円となり、上半期としては過去最高を更新した。一方、輸入額は同1.8%減の9兆1,320億円となった。この結果、貿易収支は同53.1%増の1兆2,521億円の黒字となった。
輸出は円安を背景に中国向けの半導体製造装置やプラスチック製品が伸びた。輸入はチリからのリチウムイオン電池に使われる原料の輸入が減ったことや、昨年和歌山県の製油所の操業が停止し、サウジアラビアからの原油の輸入が減少したことが主要因。

外務省 バングラ全土で「レベル2」外出禁止令受け  

バングラデシュ政府は7月19日、全土に外出禁止令を出した。これは政府職員の優遇枠をなくすよう求める学生のデモ隊と治安部隊の衝突が続いていることを受けたもの。これにより、日本の外務省は21日、バングラデシュ全土に4段階で3番目に厳しい「レベル2」(不要不急の渡航中止)の危険情報を出し、渡航する場合は特別な注意を払うよう呼び掛けた。
地元メディアなどによると、首都ダッカなどでのデモ隊と治安部隊の衝突により、犠牲者は計60人を上回る可能性がある。

バイデン氏 米大統領選撤退表明 後継候補にハリス氏支持

米民主党のバイデン大統領は7月21日、11月の大統領選を戦う党の候補者指名を辞退し、選挙戦から撤退すると表明した。後継候補にハリス副大統領を支持すると明らかにした。ただ、民主党はバイデン氏を党候補として正式に指名していないため、代議員が指名投票で新たな候補を選ぶことになる。なお、バイデン氏は2025年1月の任期まで大統領の職務を続ける。

「学童保育」待機児童1万8,462人と過去最多 共働き増で

こども家庭庁の調査によると、共働き家庭などの小学生を放課後に預かる「学童保育」について、定員に空きがないなどの理由で利用できない待機児童の数が、今年5月時点の速報値で1万8,462人に上り、過去最多となったことが分かった。このため、こども家庭庁はとくに夏休みに向けてはニーズが高まることから、夏休み等に期間を限定して開所する学童保育への支援策を検討するなど受け皿の整備を進めることにしている。

ベトナム最高指導者チョン書記長死去 汚職撲滅に強権

ベトナム政府は7月19日、共産党の最高指導者、グエン・フー・チョン書記長がハノイ病院で死去したと発表した。80歳だった。1月に体調不良説が伝えられて以降、公務での登場機会が激減していた。チョン書記長は徹底した反腐敗キャンペーンを断行。次々に党幹部や官僚の汚職撲滅に取り組み、強権を振るい、幅広い国民に高い支持を得ていた。

世界でシステム障害 空港, 銀行など業務停止 ソフト起因

世界各地で7月19日(日本時間)、コンピューターの大規模なシステム障害が発生した。サイバー攻撃によるものではなく、米セキュリティー企業のクラウドストライクのセキュリティーソフト「ファルコン」が原因と特定された。
この大規模なシステム障害により、米国はじめドイツ・ベルリン、英国・ロンドン、オランダ・アムステルダム、そして日本を含め各地の空港で遅延が発生。世界で4万を超える便に影響が出た。このほか、銀行でも送金ができなくなるなど影響は大きく広がった。
各サービスは再開に向かっているが、自動的に回復しない一部のシステムについては、復旧に時間がかかる可能性がある。

来季MLB 東京で開幕戦 ドジャースvsカブス 25年3/18, 19

米大リーグ機構は7月18日、来季の開幕戦を大谷翔平選手とと山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースと、鈴木誠也選手と今永昇太投手が所属するシカゴ・カブスの顔合わせで、3月18、19日に東京ドームで開催すると発表した。
大リーグの公式戦が日本で開催されるのは、イチロー選手が引退を表明した2019年の開幕シリーズ、シアトル・マリナーズーオークランド・アスレチックス以来6年ぶり。

6月貿易収支2,240億円の黒字 3カ月ぶり 黒字幅は6.1倍

財務省が7月18日発表した6月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2,240億円の黒字だった。黒字は3カ月ぶり。円安を背景に半導体関連の輸出などが伸び、黒字幅は前年同期比6.1倍となった。
6月の単月の輸出額は前年同月比5.4%増の9兆2,086億円で、増加は7カ月連続。6月の輸入額は同3.2%増の8兆9,846億円で3カ月連続増加した。
2024年上半期(1〜6月)の貿易収支3兆2,345億円の赤字だった。赤字額は前年同期比53.7%減少した。半期ベースの赤字は6期連続。