「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

吉本興業 ダウンタウン 松本人志さんの芸能活動休止発表

吉本興業は1月8日、ダウンタウンの松本人志さんが芸能活動を休止すると発表した。これは12月に発売された週刊文春に、松本さんから9年前に都内のホテルで性的な被害を受けたとする女性の証言が掲載されたことを受けたもの。この報道に対し、吉本興業は「当該事実は一切なく、記事はタレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」などとするコメントを発表していた。
ただ、松本さんから「このまま芸能活動を継続することで、多くの関係者や共演者にご迷惑やご負担をお掛けすることになる一方、裁判との同時並行ではこれまでのように、お笑いに全力を傾けることができなくなってしまう」(吉本興業)として、記事に対する裁判に注力したいという申し入れがあったため、正式に活動休止を発表した。

政府 地震被災地支援に予備費47.4億円支出を閣議決定

政府は1月9日、能登半島地震の被災地を支援するため、今年度予算の予備費から47億4,000万円を支出することを閣議決定した。鈴木財務相は被災地からの要請を待たずに物資を輸送する「プッシュ型の支援」に使うと強調。具体的には被災者の当面の生活に必要な食料や飲料水、燃料に加え、ストーブや毛布、衣類などの支援のために使うとしている。

能登半島地震の激甚災害指定「地域限定せず」首相指示

岸田首相は1月8日、首相官邸で開いた非常災害対策本部の会合で、能登半島地震について、地域を限定しない激甚災害(本激)の基準を超える見込みだと明らかにした。これに沿って、指定の閣議決定に向け手続きを進めるよう指示した。
激甚災害には地域を限定せず、災害そのものを指定する激甚災害(本激)と、市町村単位で指定する局地激甚災害(局激)の2種類がある。

高校バレー 男子は駿台学園2連覇, 女子は就実が5度目V

バレーボールの第76回全日本高校選手権最終日は1月8日、東京体育館で決勝戦が行われた。男子は昨年の全国高校総体を制した駿台学園(東京)が福井工大福井に3−0で勝ち、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。女子は就実(岡山)が、高校総体、国体との3冠を目指していた下北沢成徳(東京)にストレート勝ちし、2大会ぶり5度目の頂点に立った。

全国高校サッカー 青森山田4度目V 近江を3−1で下す

第102回全国高校サッカー選手権は1月8日、東京・国立競技場で決勝戦が行われた。試合は青森山田が主導権を握り、近江(滋賀)を3−1で下し、2大会ぶり4度目の優勝を飾った。近江は野洲高校以来、滋賀県勢18大会ぶりの全国制覇を目指したが、頂点には届かなかった。スタンドには5万5,000人余りの観衆が、3大会ぶりに応援規制が解かれた中、大きな歓声を送っていた。

高校女子サッカー 藤枝順心が最多のV7 十文字退ける

サッカーの第32回全日本高校女子選手権最終日は1月7日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で決勝戦が行われた、優勝候補の筆頭、藤枝順心(静岡)が十文字(東京)3−0で下し、大会2連覇を飾った「。この結果、単独最多の優勝回数を7に伸ばすとともに、2023年夏の全国高校総体と合わせて2冠を達成した。十文字は前回に続いて準優勝となり、頂点を逃した。

高校ラグビー 桐蔭学園4度目V 8−5 東福岡の連覇阻止

第103回全国高校ラグビー大会最終日は1月7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝戦が行われ、桐蔭学園(神奈川)が前回王者の東福岡を8−5で破り、3大会ぶり4度目の優勝を飾った。東福岡は2連覇、8度目の頂点を逃した。両校の決勝戦対決は第90回大会以来で、このときは31ー31の同点で両校優勝となっていた。

ジブリ『君たちはどう生きるか』ゴールデン・グローブ賞

第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間1月7日、米ロサンゼルスで行われ、スタジオジブリの宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』が、アニメーション作品賞を受賞した。日本作品の同部門受賞は史上初の快挙。日本作品では2019年に細田守監督の『未来のミライ』、2023年に湯浅政明監督の『犬王』がそれぞれノミネートされたものの、受賞は成らなかった。
君たちはどう生きるかは、宮崎監督が引退撤回後、『風立ちぬ』以来、10年ぶりに発表した新作長編。北米における興収は現在までに3,960万7,451ドル(約57億円)。全世界興収は1億3,712万9,302ドル(約199億円)に上っている。

首相 能登半島地震を「特定非常災害」指定 被災者支える

岸田首相は1月7日、首相官邸で開かれた能登半島地震に関する非常災害対策本部の会合で、同地震を被災者に行政手続き期限の延長などの特例を設ける「特定非常災害」に速やかに指定するよう指示した。運転免許証や、飲食店営業許可の有償期限延長などの措置を講ずるのが狙い。

俳優・中村メイコさん86年の芸歴に現役のまま幕 89歳

女優の中村メイコ(本名:神津五月=こうす・さつき)さんが2023年12月31日に肺塞栓症(はいそくせんしょう)で亡くなったことが分かった。89歳。東京都出身。ホリプロが1月7日に発表した。葬儀はすでに密葬で執り行われ、お別れの会は後日執り行う予定。
メイコさんは2歳8カ月で映画デビュー、芸歴86年を誇り、テレビ本放送の前から活躍した才女。最後の仕事は12月25日に行った番組収録で生涯現役のまま、人生の幕を下ろした。