半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は3月3日、米国で新たに1,000億ドル(約15兆円)の投資を行うと表明した。AI(人工知能)向けの最先端品を現地生産し、トランプ政権の関税攻勢に対処するのが狙いとみられる。
TSMCは米国で新たに3つの半導体工場や研究開発拠点のほか、半導体製造の「後工程」と呼ばれる作業を手掛ける施設も2つ開設する。これによりAI向け半導体の、アップル、エヌビディア、クアルコムなどへの供給網が米国内で完結する。
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ドコモ・バイクシェア 万博会場にサイクルポートを設置
ドコモ・バイクシェア(本社:東京都港区)は2月28日、HUBchari・大阪バイクシェア連合体として、2025年大阪・関西万博の会場へのシェアサイクルポート設置事業者候補に決定したと発表した。
これにより、ドコモ・バイクシェアは万博会場に併設される自転車駐輪場内で、ポート設置および運営を行うことで、安全かつ円滑な来場者輸送を実現し、万博における自転車利用促進をめざす。提供期間は4月13日〜10月13日。利用料金は1回30分・165円、延長料金は30分・165円。1日パスは1,529円(いずれも税込み)。
会場だけでなく、大阪市内に点在する600カ所以上のシェアサイクルポートの活用を促すことで、市内の観光・周遊の活性化を図る。