「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

卓球男子団体 3位決定戦で仏に2−3で敗れメダル逃す

パリオリンピック第15日の8月9日行われた卓球男子団体の3位決定戦で、日本はフランスに2−3で競り負け、リオデジャネイロ、東京に続く3大会連続のメダル獲得を逃した。
日本は序盤、ダブルスの戸上隼輔、篠塚大登組、シングルスの張本智和がいずれも敗れ、0−2の苦しい展開。その後に戸上、張本が連勝してタイとしたが、開催国フランスの会場全体の盛大な応援に遭い、流れは変えられず、最後の篠塚が大接戦を演じたが敗れた。

新種目ブレイキン女子 湯浅亜実が初代女王に輝く

パリオリンピックのブレイキン女子決勝が8月10日、コンコルド広場で行われ、日本の湯浅亜実、ダンサーネーム・AMI(25)が金メダルを獲得した。今大会から追加協議となった新種目ブレイキンで初代女王に輝いた。
AMIは予選を3戦全勝で通過。準々決勝、準決勝も危なげなく勝ち上がった。合計3ラウンドで争われる決勝でも、相手のリトアニアのNICKA(17)に3−0で完勝した。AMIは2019年、2022年の世界選手権を制覇している。

レスリングフリー57㌔級女子で櫻井つぐみ, 男子樋口黎が金

パリオリンピック、レスリング女子フリースタイル57キロ級決勝戦が8月9日、シャン・ド・マルス・アリーナで行われた。女子は世界ランキング1位の櫻井つぐみがモルドバのアナスタシア・ニキータを6−0で破って優勝。初出場のオリンピックで金メダルを獲得した。
また、男子フリースタイル57キロ級で樋口黎が米国のスペンサー・リチャード・リーに4−2で競り勝ち、金メダルを獲得した。男子の最軽量級で日本選手が金メダルを獲得するのは、ソウル大会以来36年ぶり。

長崎79回目「原爆の日」鎮魂の祈り, 核廃絶に向け”舵”を

長崎は8月9日、79回目の「原爆の日」を迎えた。爆心地に近い平和公園では同日午前10時45分から、長崎市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」(平和祈念式典)が開かれた。この1年間に亡くなった被爆者など3,200人の名前が書き加えられた19万8,785人の原爆死没者名簿が「奉安箱」に納められた。
鈴木史朗市長は平和宣言で、核保有国と”核の傘”の下にある国に対し、核廃絶に向けて舵(かじ)を切るよう求めた。原爆が投下された午前11時2分には、式典参加者らが平和の鐘を合図に黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。

日本 タジキスタンとの「特定技能」外国人材で協力の覚書

外務省は8月9日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで8日、日本政府とタジキスタン政府との間で在留資格「特定技能」を有する外国人材に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書に署名したと発表した。(法務省、厚生労働省および警察庁代表者が5日、署名済み)
この協力覚書は、両国が一定の専門性・技能を有する人材(特定技能外国人)の円滑かつ適正な送り出し・受け入れの確保(とくに悪質な仲介機関の排除)および特定技能外国人の日本国内での在留に関する問題解決等のための情報連携および協議の基本的枠組みを定めるもの。

レスリング女子 藤波朱理 圧巻の強さで「金」須崎も「銅」

パリオリンピックのレスリング女子フリースタイル53キロ級で藤波朱理が8月8日、五輪初出場で金メダルを獲得した。藤波は決勝戦で世界ランキング1位の選手を相手に圧倒的な強さを発揮して下し、公式戦の連勝記録を「137」に更新した。
また、女子50キロ級の1回戦でインド選手に敗れた須崎優衣(25)が7日、敗者復活戦に回り、立て直して勝ち上がって銅メダルを獲得した。銅メダルを決めた試合は、初戦とは一転、俊敏な動きが目立った。

卓球男子 準決勝でスウェーデンに2−3で逆転負け

パリオリンピック卓球男子団体準決勝は、日本時間8月8日、パリ南アリーナで行われ、日本はスウェーデンと激闘の末、2−3で敗れた。試合は大接戦を繰り広げた。2勝2敗で迎えた第5試合でエース、張本智和(21)が終盤、9−9から連続ポイントを許し惜敗。3時間半を超える健闘も実らなかった。

ホンダ ヤマハ発動機に電動「原付1種」供給で合意 規制で

ホンダ(本社:東京都港区)は8月8日、総排気量50cc以下の「原付1種」の電動二輪車をヤマハ発動機(本社:静岡県磐田市)にOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで合意したと発表した。今後、契約締結に向けて詳細を詰める。
ホンダは新しい排ガス規制への対応がコスト面などで難しいことから、エンジンを積んだ原付1種の生産を、排ガス規制が施行される2025年5月に終了する。今回のヤマハ発動機との協議はこれを受けたもの。
ヤマハ発動機に供給するのは、ホンダが販売する「EM1e:(イーエムワンイー)」や「BENLYe:1(ベンリィ イーワン)」をベースとした電動二輪車。ホンダでは現在は電動二輪車の数が限定的だが、両社で販売することで数の効果を期待できるとみている。対象に日本市場。電動二輪は交換式電池を使用しており、充電時間なく使えるのが特徴。

韓国の現代自動車 タイで26年からEV生産 投資額41億円

タイ投資委員会(BOI)は8月7日、韓国の現代自動車が首都バンコク東郊のサムットプラカーン県に電気自動車(EV)の新工場を建設すると発表した。 現代自動車が提出している投資計画によると、投資額は10億タイバーツ(41億円)。2026年にも稼働、タイ市場中心に供給開始するという。生産能力などの詳細は公表しなかった。

日向灘でM7.1 地震発生 初の南海トラフ地震臨時情報 気象庁

気象庁は8月8日16時43分ごろ日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したと発表した。この地震で宮崎県で震度6弱を記録した。これを受け気象庁は同日、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると判断、初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。