「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

ソフトバンク2年連続21回目リーグ優勝 競り合い制す

プロ野球、パ・リーグは9月27日、ソフトバンクホークスが2年連続21回目(前身の南海時代の10回、ダイエー時代の3回を含む)の優勝を果たした。1リーグ時代の2回を含めると23回目。
最終盤の日本ハムとの競り合いに勝ち、優勝マジックを「1」としていたチームは同日の西武戦を4−1で逆転勝ちして決めた。今季は開幕時、主力の離脱が相次ぎ昨季の戦力が影を潜め、4月は12年ぶりの単独最下位に終わった。そこから生え抜き中堅選手の台頭、そして終盤、首位に躍り出ると昨季を思い起こすかのように実力を発揮、ペナントレースを制した。

フジッコ タイの冷凍惣菜, FBF子会社化 双日より株取得

フジッコは9月25日、タイで冷凍惣菜を製造・販売するエフビーフードサービス(FBF)を子会社化すると発表した。同社はFBFの大株主、双日から直接株式を取得するほか、タイに新設する中間持株会社を通じて株式を取得する。最終的にグループ内で81%の株式を保有し、子会社化する。商品開発などで協力して、タイ市場で一段と販売を拡大するほか、将来的にアジアや欧米への輸出拠点にする。

ブザンソン国際指揮者コンクールで米田覚士さん優勝

2年に1度開かれる若手指揮者の登竜門、フランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」で、岡山県出身の米田覚士さん(29)さんが優勝した。後に世界的な指揮者となった小澤征爾さんもかつて同コンクールで優勝している。
今年は日本人3人を含む20人が本選に出場。米田さんは上位3人による9月27日の決勝に進出。米田さんは3つの課題曲に取り組み、細やかな手さばきや全身のダイナミックな動きを使い分けてタクトを振り、会場から大きな拍手が沸き起こっていた。日本人の優勝は11人目。

専門技能持つ外国人材の「育成就労」制度 27年4/1開始

専門技能を持つ外国人材を外国人材を育てる新たな「育成就労」制度が、2027年4月1日から始まることになった。これに伴い1993年に始まった、現在の「技能実習制度」は廃止されることになった。
林官房長官は「近年の我が国の労働力不足の深刻化や国際的な人材獲得競争が激化する状況を鑑みると、魅力ある働き方として選ばれる国になることが必要不可欠だ。2027年の施行に向けて、省令の公布や受け入れ見込み数などを定める分野別の運用方針の作成などの準備を着実に進めていく」としている。

パナソニックHD 10月に早期退職募集 構改へ1万人規模

パナソニックホールディングス(HD)が、傘下の白物家電を手掛ける事業企業で10月に1万人規模の早期退職募集を実施することが9月25日、分かった。応じる社員には退職金を割り増しする。割増額は55歳前後が最も高くなるように設定し、最大で数千万円を上積みする。同社が5月に明らかにした2025年度に計画していた人員削減を軸とする構造改革の一環。

税関で押収大麻1〜6月で1㌧超え 半年間で過去最大に

財務省関税局によると、今年1〜6月に全国の税関で押収された大麻は前年同期の8倍余り増えて1,332kgに上り、半年間の押収量としては統計開始以降、最大となった。6月にベトナムから海上貨物に隠されていた1トン余の乾燥大麻が押収されたことで、全体の押収量が増えた。
なお、今年1〜6月の半年間に全国の税関が空港や港で摘発した覚醒剤や大麻など不正薬物の押収量は2,073kgで前年同期と比べおよそ33%増えた。

ふるさと納税 岡山県総社市など4市町を除外 費用上限違反

総務省は9月26日、ふるさと納税を巡る法令違反があったとして、岡山県総社市、佐賀県みやき町、長崎県雲仙市、熊本県山都町の計市町を除外すると発表した。4自治体の指定の取り消しは9月30日付。これにより4市町は今後2年間、寄付者にふるさと納税に伴う税制上の優遇措置を提供できなくなる。

万博アンゴラ館工事 一六八建設を無許可請負容疑で送検

大阪府警は9月26日、一六八(いろは)建設(本社:大阪市鶴見区)を国や大阪府の必要な許可を得ないまま大阪・関西万博アンゴラ館の内装工事を請け負い、工事を進めたとして、社長、従業員をあわせ4人と、法人を建設業法違反容疑で書類送検した。
一六八建設は1月下旬から2月上旬にかけて、およそ1億2,000万円で工事を請け負った。大阪府警は8月、社長の自宅など12カ所を捜索して関係資料を押収するなど捜査を進めていた。一六八建設の社長は「許可を申請中で、手続き中であれば工事を請け負えると考えていた」と説明している。

トヨタ「ウーブン・シティ」開業, 街全体が実証実験場

トヨタ自動車が建設した次世代都市「ウーブン・シティ」(所在地:静岡県裾野市)が9月25日、開業した。ウーブン・シティ全体の敷地面積は約30万㎡。トヨタの子会社、ウーブン・バイ・トヨタが都市の主な開発を担う。
街全体を実証実験場に、トヨタグループや三角企業ら計20社で始動した。参画企業と人工知能(AI)や自動運転、ロボットなど新たな技術やサービスを開発する。2026年以降に、一般市民も実証実験に加わり、第1期エリアには最終的に約300人が居住する計画。
25日に開業したのは第1期エリア(約5万㎡)で、居住施設や実験施設など計14棟。居住施設には同日からトヨタ関係者ら数世帯が入居を始めた。