「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

古都の冬空 朱に染める 若草山「山焼き」

奈良市・若草山(342m)で1月24日、恒例の伝統行事「山焼き」が行われた。同日夜、約600発の花火が打ち上げられた後、市の消防団員約300人が、法螺貝とラッパの合図で山裾の草地約33haへ一斉に点火。炎は山頂へ向かって燃え広がり、山肌は朱色に染まった。
今年は初めて、山焼きが間近で見られる「若草山麓ゲート内」と、県庁近くの「奈良公園バスターミナル屋上」に有料観覧エリアが設けられた。多くの観光客らは、山一面に広がった炎に魅入っていた。

「国際卓越大」2校目に東京科学大を認定

文部科学省は1月23日、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に東京科学大を認定したと発表した。研究力強化に向けた改造計画も今年度中に認可する予定で、東京科学大には2026年度分として百数十億円が助成される。国際卓越大認定は、2024年の東北大に続き2校目。
東京科学大は、医工連携の推進など異分野融合の研究・教育体制への転換を掲げた計画が評価された。京都大も認定候補に選ばれ、1年以内の計画修正を条件に認定される見通しだ。東京大は審査継続となった。

25年百貨店売上高 5年ぶり減少 免税2割減

日本百貨店協会のまとめによると、2025年の全国百貨店売上高は5兆6,754億円で、既存店ベースで前年比1.5%減となり、5年ぶりにマイナスに転じた。
訪日客の購買額を示す免税売上高は12.7%減の5,667億円だった。客数は2.9%増の621万4,000人と過去最高を更新した。だが、宝飾品や時計など高級品の販売が低迷した。免税売上高を除くと、前年比0.1%減とほぼ横ばいだった。

グリコ・鴻池運輸 食品輸送でFCV導入

江崎グリコと鴻池運輸は1月23日、食品輸送用のトラックに、水素で走行する燃料電池車(FCV)を共同で導入すると発表した。FCVは走行中に二酸化炭素(CO2)を排出せず、従来使用していたディーゼル車と比べて年間約29.9トンのCO2排出削減が見込めるとしている。FCVトラックはいすゞ自動車製で、航続距離は約260km。荷台に冷蔵機能を設けている。

大阪製鉄 インドネシアから撤退 収益難で

大阪製鐵は1月23日、インドネシアの子会社の電炉事業を6月で停止し、同国から撤退すると発表した。2025年、政府が公共工事の予算を縮小し、鉄鋼需要の落ち込みが激しく、収益の確保が難しいと判断した。海外での生産を終了し、国内での事業に集中する。
同社は2012年、インドネシアの国営企業と合弁会社を設立。2017年に現地で鉄鋼生産を開始した。だが、競争の激化で合弁会社の業績は低迷、2024年12月期の最終利益は13億円の赤字を計上。3期連続の最終赤字に陥っていた。

外国人労働者上限123万人, 国籍取得厳格化

政府は1月23日、在留管理の厳格化などを柱とする外国人政策の新たな基本方針を決定した。今夏までに土地取得に関する規制案の骨格をまとめると明記した。
2027年4月に始まる「育成就労」と既存の「特定技能」で受け入れる外国人労働者の上限数を2028年度末までに最大約計123万人とする方針も閣議決定した。
基本方針では、一部の外国人による「法やルールを逸脱する行為や制度の不適正利用に国民が不快や不公平を感じている」と指摘し、「国民・外国人の双方が安全・安心に生活し、共に反映する社会」を目指すと掲げている。
在留管理では、国籍を取得するための居住期間の要件を現行の「5年以上」から「原則10年以上」とすることを盛り込んでいる。永住許可に、日本語などを学習するプログラムの受講を義務付ける方向性も記している。

大卒の就職内定率84.6% 25年12/1時点

文部科学省」と厚生労働省は1月23日、今春卒業予定の大学生の2025年12月1日時点の就職内定率が前年同期比0.3ポイント高の84.6%だったと発表した。
男女別では、男子が前年同期から変わらず83.3%、女子が同0.7ポイント高の86.2%だった。文理別にみると、文科系が同0.1ポイント低い84.1%、理科系が同1.8歩ウント高の86.8%となった。

「国宝」米アカデミー賞 部門にノミネート

第98回米アカデミー賞の候補に、歌舞伎役者の半生を描いた「国宝」(李相日監督)でヘアメイクなどを担当した豊川京子さん、日比野直美さん、西松忠さんが、メーキャップ・ヘアスタイリング賞にノミネートされた。
このほか、「スマッシング・マシーン」で特殊メイクを手掛けた日本出身のカズ・ヒロさんも、同部門の候補に選ばれた。いずれも受賞すれば、日本出身者として6年ぶり3回目の快挙となる。
「国宝」は国際長編映画賞へのノミネートも期待されていたが、選外となった。また、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」(外崎春雄監督)も、長編アニメーション賞へのノミネートもならなかった。
最多ノミネートは「罪人たち」で、作品賞など16部門の候補となった。

三菱ふそう・鴻海が折半出資でEVバス

三菱ふそうトラック・バスと台湾の鴻海精密工業は1月22日、両社が50%ずつ出資し、2026年後半にバスを開発・生産する合弁会社を設立すると発表した。2027年にも電気自動車(EV)バスを国内投入し、商用車の電動化を加速させる。
合弁新会社の社名は未定。本社は川崎市に置き、富山市にある三菱ふそう子会社の工場でバスを生産する。