「アジア」カテゴリーアーカイブ

25年万博記念 1万円金貨と1,000円銀貨のデザイン発表

大阪・関西万博の1万円金貨と1,000円銀貨のデザインが9月24日発表された。1万円金貨は表の面に「ミャクミャク」と、政府が出展するパビリオン「日本館」が描かれている。1,000円銀貨はミャクミャクと虹がカラーでデザインされている。1万円金貨は3万枚、1,000円銀貨は5万枚それぞれ発行される。造幣局が販売する。申し込みは2025年3月6日から3週間程度となっている。大阪・関西万博の記念硬貨は、すでに1,000円銀貨が2度発行されている。

万博”空飛ぶクルマ” 全事業者が商用運航見送り, デモ飛行のみ

2025年4月13日開幕の大阪・関西万博で運航が予定されている「空飛ぶクルマ」について、博覧会協会から指定を受けている4陣営の運航事業者が、旅客を乗せて飛行する商用運航を見送ることが分かった。機体の安全性の審査に時間がかかるなどとしており、日本航空、ANAホールディングスと米ジョビー・アビエーション、丸紅、スカイドライブの4陣営すべてがデモ飛行となる。空飛ぶクルマの商用運航は、今回の万博の目玉の一つとして実現が期待されていた。

万博「超早割1日券」対象の予約開始 開幕まで200日

2025年大阪・関西万博の開幕まで9月25日で200日となった。同日、前売り入場券の「超早割1日券」(大人6,000円)を対象とした来場日時などの予約が始まった。大阪・関西万博は「並ばない万博」を掲げ、混雑を避けるため原則として来場日時を予約する必要がある。予約制を導入するパビリオンやイベントでは、別に予約の手続きが必要になる。
超早割1日券は10月6日まで販売され、同日までに専用サイトで来場日時などの予約申し込みができる。枠が埋まれば抽選になり、結果は10月7〜12日に発表される。

25年万博「大阪パビリオン」アテンダントに120人就任

2025年大阪・関西万博に大阪府・市などが出展する「大阪パビリオン」で来館者を迎え、案内役を担うアテンダントの就任セレモニーが9月21日、大阪市内で行われた。同セレモニーには内定している10代から60代の男女およそ120人のアテンダントが出席した。内定者たちは2025年3月から研修を受け、4月13日の開幕に向けて準備を進めるという。

Adoさん 万博開幕日25年4/13に会場でライブ開催

2025年大阪・関西万博に向け、国際博覧会協会は9月19日、開幕日の2025年4月13日に人気歌手の「Ado」さんが会場でライブを行うことを明らかにし、米国の有力紙ニューヨーク・タイムズに広告を掲載した。国内はもとより、グローバルに25年万博の周知化を図る。
Adoさんは国内外で人気が高く、顔を出さずに活動を続ける歌手。ライブはおよそ1万人を収容できる屋外広場「EXPOアリーナ」で開催するという。Adoさんは「日本から世界中へ、私の愛する日本の文化や音楽の素晴らしさを、私のパフォーマンスを通してたくさんの皆様にお見せできればと思っております」とのコメントを出している。

関経連 グランG大阪に産総研とイノベーション拠点開設

関西経済連合会(関経連)は9月17日、新たに街開きした、うめきた2期開発地区「グラングリーン大阪」に産業技術総合研究所と共同でイノベーション拠点「産総研・関経連うめきたサイト」を開設した。企業からの技術に関する相談への対応や、スタートアップとのマッチングなどに取り組む。うめきたサイトはグラングリーン大阪にある産官学連携のイノベーション施設「JAM BASE(ジャムベース)」に入居する。

海外パビリオン 3つのサブテーマに分け配置 大阪・関西万博

博覧会協会は25年万博に参加する国々のパビリオンの配置図を発表した。リング状の巨大木造建築物「大屋根リング」の内側に万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の、3つのサブテーマ①「いのちを救う」②「いのちに力を与える」③「いのちをつなぐ」−−のエリアに分けて配置される。
このうち「いのちを救う」エリアではオランダ、イタリア、「いのちに力を与える」エリアでは米国、カタール、中国、「いのちをつなぐ」エリアでは韓国、ドイツ、サウジアラビア−−などのパビリオンがそれぞれ配置されている。

25年万博会場のシンボル”大屋根リング”つながり記念式典

2025年大阪・関西万博の会場のシンボル”大屋根リング”が、3社に分割して建設が進められていたが、リングとしてつながったことを祝う催しが9月13日、会場の夢洲で開かれた。
記念式典には、博覧会協会のトップを務める経団連の十倉会長や、リングのデザインを担当した建築家の藤本壮介氏らが出席。式典の後、建設に関わった人たちや博覧会協会の職員などおよそ3,000人が、リング上で輪をつくり祝った。大屋根リングは今後、植え込みやトイレなどの整備が進められ、2025年2月に完成する見通し。

南河内地域への自動運転バス導入に向け万博後, 実証実験

大阪府と大阪メトロでつくる協議会は、2025年大阪・関西万博会場で使用した自動運転バスの南河内地域への導入に向けて、万博閉幕後、2つのルートで実証実験を行うことを明らかにした。
実証実験を行うのは①羽曳野市の上ノ太子駅から河南町の近つ飛鳥博物館までのおよそ8kmを結ぶルート②富田林駅から千早赤阪村役場までの8km余りを結ぶルートーーの2つで、それぞれ1台のバスを運行する。同協議会は、万博閉幕後からこの2ルートでテスト走行を始め、令和8年度から乗客を乗せた実証実験を行う計画だ。

松屋のすし店「すし松」関西進出 9/21吹田市に初出店

松屋フーズホールディングスは9月11日、自社で運営するすし店「すし松」を関西地区に出店すると発表した。松屋のすし店の関西出店は初めて。大阪府吹田市に21日、「すし松 江坂店」を開業する。吹田市への出店を皮切りに関西でも店舗を広げる。すし松は現在、東京など首都圏を中心に11店舗を構えている。