ベトナム共産党は4月26日、臨時の中央委員会を開き、序列4位のブオン・ディン・フエ国会議長の辞任を承認したと発表した。事実上の更迭とみられ、党最高指導部にあたる政治局員も退くことになる。この具体的な理由は明らかにされていないが、フエ氏の側近が4月22日に職権乱用の疑いで逮捕された事件との関連を指摘する見方がある。
共産党指導部を巡っては、2023年1月に序列2位の国家主席が辞任し、交代した次の国家主席も3月に解任されたばかりで、異例の事態が続いている。この結果、最高指導者のグエン・フー・チョン党書記長への権力集中が一層強まるとみられる。
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競馬の天皇賞・春 テーオーロイヤルがG1初制覇
競馬の第169回天皇賞・春(G1、3200m芝、18頭エントリー)は4月28日、京都・淀競馬場で行われた。昨年のダービー馬、菊花賞馬が顔を揃えたが、いずれも惨敗。これまでG1レースで無冠のテーオーロイヤル(菱田裕二騎乗)が1番人気の支持に応え3分14秒2で優勝し、G1初制覇で重賞4勝目を飾った。1着賞金2億2,000万円を獲得した。菱田騎手、岡田稲男調教師ともにG1初勝利。18頭のうち、ヒンドゥタイムズは出走取消、ハピは競走を中止した。
テーオーロイヤルは3000m以上の長距離レースで実績を積み重ねている典型的ステイヤー。このレースでも最終コーナーで外から徐々に順位を上げ、直線で一気に鋭い末脚を発揮した。2馬身半差の2着に5番人気のブローザーホーン、さらに半馬身差の3着に6番人気のディープボンドが入った。