天皇皇后両陛下は4月12日に行われる大阪・関西万博の開会式に出席するため、前日から2日間の日程で大阪を訪問されることになった。両陛下は11日に万博会場を訪問。今回の万博のシンボル、大屋根リングや政府が出展するパビリオン「日本館」などを視察される。12日には万博の名誉総裁を務められている秋篠宮さまと紀子さまとともに、開会式に出席される。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
カスハラ対策法案閣議決定 企業に相談窓口設置など義務付け
造幣局「桜の通り抜け」4/5〜 30万6,000人の来場見込む
外国人材「育成就労」基本方針決定 特定技能へ移行促す
米トランプ政権 鉄鋼・アルミ製品に25%関税 3/12発動
ウクライナ 一時停戦受け入れ用意表明 米軍事支援再開決定
ウクライナ情勢を巡って、米国とウクライナの高官による協議が3月11日、サウジアラビアのジッダで行われた。協議の後、両政府は「両国の代表が永続的な平和に向けた取り組みを開始すべき時だという認識で一致した」との共同声明を発表。そのうえで、米国の提案を受け入れ、ウクライナは即時かつ暫定的な30日間の停戦を受け入れる用意があると表明した。この停戦は当事者の合意によって延長が可能で、ロシアが受け入れ、同時に実施することが条件になるとしている。
また、今回の協議を受けて、米国が一時停止しているウクライナへの軍事情報の共有と軍事支援を再開すると発表した。
この協議には、米国側からルビオ国務長官、マイク・ウォルツ大統領補佐官、ウクライナ側からアンドリー・イェルマーク大統領府長官、アンドリー・シビハ外相、ルステム・ウメロフ国防相が出席した。
女性の働きやすさ 日本は27位 2年連続でワースト3番目 英誌
ドゥテルテ前フィリピン大統領を逮捕 ICCが捜査 薬物摘発で
ウクライナ停戦後 平和維持「有志国連合」20カ国参加意向
東日本大震災14年 各地で鎮魂の祈り 依然避難者2万7,615人
マグニチュード9.0、最大震度7を記録した東日本大震災から3月11日で14年が経過した。甚大な被害を受けた東北地方を中心に被災各地では、朝からそれぞれの地域で犠牲者への鎮魂と追悼の祈りが捧げられた。
警察庁のまとめによると、東日本大震災の死者は1万5,900人、行方不明者2,520人、そして未だに増え続けている震災後の傷病変化などによる「災害関連死」は2024年12月末現在で3,808人に上っている。また、復興庁によると、震災に伴う全国の避難者は2025年2月1日現在、2万7,615人を数える。こうした人たちにとっては、14年経ったいまも、震災は過ぎ去った過去の出来事ではなく現在進行形なのだ。
国の基本方針を定めた「第2期復興・創生期間」は2025年度が最終年度となるが、東京電力福島第1原発事故の被災地域をはじめ、故郷に戻りたくても戻れない人たちが数多くいることを忘れてはいけない。こうした人たちに寄り添い、現場の実情に応じた継続的な支援が今後も求められる。