「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

三菱マテリアル 連結子会社がタイで鉱山用工具の新工場

三菱マテリアル(本社:東京都千代田区)は8月23日、連結子会社MMCリュウテックがタイの製造拠点のOTEC(Thailand)Co.,Ltd.(以下、OTEC社)で、鉱山・土木用工具の製造体制を拡充するため、新工場を建設すると発表した。新工場の所在地はタイ・プラナコーンシーアユタヤ県。敷地面積は5万4,400㎡、延床面積は1万1,900㎡。製造品目は鉱山・土木用工具のロッド。

大谷翔平 史上最速126試合で「40本塁打&40盗塁」達成

メジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)が8月23日(日本時間24日)、本拠地・ロサンゼルスでのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で内野安打を放ち、二盗を成功させ、今季40盗塁に到達した。日本選手の40盗塁到達はイチローに次いで2人目。
また、3−3で迎えた9回2死満塁の場面で巡ってきた第5打席で、4試合ぶりに今季40号のサヨナラ本塁打を放った。メジャー史上6人目、史上最速の126試合目での40本塁打&40盗塁を達成した。これまでのメジャー最速記録、2006年にナショナルズのソリアーノ選手がマークした147試合での記録を大幅に更新した。

コマツ マレーシアの販売代理店UKHEを完全子会社化

コマツ(本社:東京都港区)は8月23日、マレーシアで同社の販売代理店を手掛ける持分法適用会社、UMW Komatsu Heavy Eqipment Sdn.Bhd.(以下、UKHE)を完全子会社化すると発表した。コマツはUKHEへ現在26%出資しているが、UKHEの親会社、UMW Corporation Sdn.Bhd.(以下、UMW)から74%の株式を取得し、10月に完全子会社化する。今回の買収に伴う金額は非公表。

関電不動産開発 バンコクで分譲戸建住宅開発第2弾に参画

関電不動産開発(本社:大阪市)は8月23日、タイ・バンコクで現地パートナーのThe Nest Property社と共同で、分譲戸建住宅プロジェクト「AVIAN Krungthepkreetha(エイビアン・クルンテープクリタ)」に参画し、販売開始すると発表した。同案件の所在地は、バンコク都心から車で30分のバンコク都サバンスーン区で、バンコク有数の高級住宅街クルンテープクリタエリアの一角。敷地面積は約6.8ha。開発戸数は166戸・2階建て。工期は2023〜2027年の予定。同プロジェクトは同社のタイ・バンコクにおける分譲戸建住宅開発の第2弾。

東宝 バンダイナムコHDと資本業務提携 新キャラ共同開発

東宝は8月23日、バンダイナムコホールディングス(HD)と資本業務提携したと発表した。両社はこれまで映画『ゴジラ』のフィギュアの商品化などで協業してきたが、今後は新たなキャラクターやコンテンツなど知的財産を開発し、国内外で展開する。同日付で相互に25億円分ずつ株式を取得し、連携を強める。

TOYO インドネシアで伊藤忠とグリーンアンモニア事業で協働

東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市、以下、TOYO)は8月22日、インドネシア肥料公社Pukpuk Indonesia Holding Company(以下、PIHC社)および伊藤忠商事とPIHC傘下のPukpuk Iskandar Muda(以下、PIM社)保有の既設アンモニアプラントに水電解装置を併設し、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を供給してグリーンアンモニアを製造する事業の共同開発契約書を締結したと発表した。
このプロジェクトでは、TOYOが2000年代に設計・建設し、PIM社がインドネシア・アチェ州の経済特区で保有・運転する既存プラントの製造能力の一部を活かし、グリーンアンモニアを製造する。このグリーンアンモニアは伊藤忠商事により船舶燃料として調達されることで一連のバリューチェーンを構築することを目指す。

日本ガイシ 台湾電力の蓄電実証P向け改良型NAS電池受注

日本ガイシ(本社:名古屋市)は8月22日、台湾の公営電力会社、台湾電力股●有限公司の総合研究所での実証プロジェクト向けに電力貯蔵用NAS電池を受注したと発表した。NAS電池は台湾新北市内の総合研究所敷地内に設置され、台湾における将来的な再生可能エネルギー転換と電力の安定供給の両立を目指す蓄電池実証プロジェクトに利用される。
今回受注したのは6月に販売開始した改良型NAS電池「NAS MODEL L24」で、単電池内の腐食の大幅な低減により、年間1%未満の低劣化率を実現するとともに、モジュール電池内の温度管理を改善し、長時間の連続放電を可能にした。

東芝 インドネシア国営発電PLNと提携, 火力発電の脱炭素で

東芝子会社の東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区)は8月22日、インドネアイアの国営電力会社PLNと提携したと発表した。同国で大きな比重を占める火力発電から排出される二酸化炭素(CO2)を分離・回収する装置の導入に向け、発電所のデータ分析や人材育成を支援する。PLNが保有するパイトン石炭火力発電所の1号機と2号機にCO2を分離・回収・貯留する技術、CCS設備を導入することを目指す。
インドネシアは発電に占める火力発電の割合が8割以上で、脱炭素に向けたCO2の削減が国家的課題となっている。

25年万博 工事遅延の海外パビリオンなお8カ国が未着工

2025年大阪・関西万博への海外の出展参加国のパビリオンの建設遅延が問題になっているが、関係者によると、8月21日時点でなお8カ国が未着工のままとなっている。こうした事態を受け、万博運営主体の博覧会協会は、2025年4月13日の開幕日までに工事を完了するべく調整を進めている。