理研, 富士通 スパコン「富岳」後継機を共同開発 30年運用 2025年6月21日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima 理化学研究所(本部:埼玉県和光市)は6月18日、富士通とともに基幹スーパーコンピューター「富岳」の後継機を開発すると発表した。富士通はシステム全体の基本設計を担当するほか、CPU(中央演算処理装置)も新規に開発する。富士通が担う基本設計の期間は2026年2月27日まで。2030年頃に世界最高水準の性能での運用開始を目指す。
豊田章男会長の24年度報酬19億4,900万円 歴代役員最高 2025年6月21日つなぐ, アジア-社会fujishima 6月18日公開された有価証券報告書によると、トヨタ自動車の豊田章男会長の2024年度の役員報酬は19億4,900万円で、歴代役員で過去最高だった前年より2割、約3億円多くなったことが分かった。同会長の役員報酬は、固定報酬3億9,500万円に加え、業績連動のボーナスが6億100万円、株式報酬が9億5,300万円だった。
武庫川女子大 共学化方針固める 2027年度めど 厳しさ増す 2025年6月21日つなぐ, アジア-社会fujishima 武庫川女子大学(本部所在地:兵庫県西宮市)が6月17日、2027年度をめどに共学化する方針を固めたことが分かった。同大学は13学部で学生数は9,635人。関西では京都女子大学、同志社女子大学と並ぶ大規模校で、関西圏だけでなく西日本一帯から学生を集めており、経営は順調と見られていた。 関西圏では学生数の減少により、2023年に神戸海星女子学院大学、2025年に京都ノートルダム女子大学がそれぞれ学生募集停止を発表している。女子大学を取り巻く環境は、予想以上に厳しさを増していることをうかがわせる。
5月訪日客 過去最多の369万人 韓国82万人, 中国44,8%増 2025年6月20日つなぐ, アジア-社会fujishima 日本政府観光局(JNTO)の推計によると、5月の訪日外国人客数は前年同月比21.5%増の369万3,300人で、5月としては過去最多となった。全体の訪日客数は単月で最多だった4月の390万8,900人を下回った。 国・地域別でみると、最も多かったのは韓国で前年同月比11.8%増の82万5,800人に上った。次いで、中国が44.8%増の78万9,900人だった。 1〜5月累計では1,814万100人で、年間4,000万人を上回るペースで推移している。
ヤンマーとスシロー 養殖ブリ 遠隔でエサやりシステム実証 2025年6月20日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima ヤンマーホールディングス(HD、本社:大阪市北区)と回転すし「スシロー」を運営するFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は6月18日、養殖ブリに遠隔でエサやりをするシステムの実証実験を始めたと発表した。人手不足や物価高が続く中、効率的にエサやりができる体制を目指す。 尾鷲物産(所在地:三重県尾鷲市)の養殖場で実証する。ヤンマーの農機や建機を遠隔で操作する技術を活用する。2026年1月末まで約1万4,000匹のブリを対象に、生育状況やシステムの運用を検証する。このブリは2026年中にスシローの一部店舗で販売する予定。
サイバーダイン 国立台湾大, 筑波大との3者連携で基本合意 2025年6月20日つなぐ, アジア-産業fujishima 装着型ロボット開発のサイバーダイン(CYBERDYNE、本社:茨城県つくば市)は6月17日、台湾国立大学と筑波大学との3者で国際連携のための基本合意(MOU)を結んだと発表した。台湾大医学部と「AI・先端ロボティクス研究センター」、筑波大の「サイバニクス研究センター」および「人工知能研究センター」と連携、日本や台湾でのサイバニクス分野の人材育成を進める。
関西3空港の利用者初めて5,000万人突破 業績過去最高 2025年6月20日つなぐ, アジア-産業fujishima 関西空港・大阪空港・神戸空港の3空港を運営する関西エアポートは6月17日、2024年度の業況を発表した。売り上げにあたる営業収益は前年の1.3倍の2,454億円、最終的な利益は前年の2.4倍の368億円で、いずれも過去最高となった。3空港全体の利用者は初めて5,000万人を突破し、コロナ禍前の2019年度を6%上回った。 空港別にみると、前年と比べて関西は23%多い3,180万人、大阪が4%多い1,545万人、神戸が5%多い361万人となった。好業績の要因は、インバウンド需要の伸びに加え、2023年12月に関西空港第1ターミナルの免税店エリアが一新され、購入単価が増えたことが寄与した。
百日ぜき 初の週3,000人超え 感染拡大 18年以降最多更新 2025年6月19日つなぐ, アジア-社会fujishima 国立健康危機管理研究機構は6月17日、全国の医療機関から6月2〜8日の1週間に報告された百日ぜきの患者数(速報値)が3,044人に上ったと発表した。現在の集計法となった2018年以降の最多を更新し、初めて1週間当たり3,000人を超えた。前週より700人ほど多く、感染拡大が続いている。 この結果、百日ぜきの今年の累計患者数は2万8,553人となり、2024年の年間4,054人を大幅に上回っている。
外務省 イラン全土に最も高いレベル4「退避勧告」戦況激化 2025年6月19日つなぐ, アジア-社会fujishima イスラエル軍がイランへの攻勢を強める中、外務省は6月17日、イラン全土の日本人滞在者を対象に、最も高いレベルの「退避勧告」を出した。首都テヘランを含む大部分に出していたレベル3の「渡航中止勧告」を、戦況激化に伴いレベル4の「退避勧告」に引き上げたもの。 イラン国内には現時点でおよそ300人の日本人がおり、外務省は速やかに国外に退避することや、やむを得ず滞在する場合は十分な安全対策を講じるよう求めている。
自転車”青切符”反則金決定, 26年4月から信号無視6,000円 2025年6月19日つなぐ, アジア-社会fujishima 政府は6月17日の閣議で自転車の113の交通違反について”青切符”の対象とし、反則金の額を決定し、2026年4月から取り締まりが行われることになった。 主な反則金は、携帯電話を使用しながら運転する「ながら運転」が1万2,000円、踏切遮断機への立ち入りが7,000円、信号無視が6,000円、逆走や歩道通行など運行区分違反は6,000円、並んで走行する並進禁止違反が3,000円、一時不停止は5,000円、ブレーキが利かないなど制動装備の不良は5,000円、無灯火は5,000円、2人乗りは3,000円ーーなどとなっている。