「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

三菱重工, 日本ガイシ クリーン燃料製造の効率化で協業

三菱重工業(本社:東京都千代田区)と日本ガイシ(本社:名古屋市瑞穂区)は5月22日、環境負荷を抑制するクリーン燃料・原料の利用拡大を見据え、需要の拡大が見込まれるバイオエタノールおよびe-メタノールの製造プロセスを低コスト・高効率化する膜分離脱水システムを共同開発すると発表した。燃料メーカー向けに2020年代後半の商用化を目指す。

マスプロ電工 LFP電池採用のポータブルバッテリー発売

TV受信機器、TVアンテナ、衛星受信・通信機器などを手掛けるマスプロ電工(本社:愛知県日進市)は5月22日、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池採用のポータブルバッテリー2機種を6月下旬から発売すると発表した。従来のリチウムイオン電池と比較して、充放電回数約3,000回の長寿命を実現している。ACコンセント、USB端子、アクセサリーソケット等を搭載しており、幅広い電気製品にたいおうできる

中尾彬さん死去 81歳 映画、バラエティー番組で活躍

映画やドラマ、バラエティー番組で活躍した俳優の中尾彬(なかお・あきら)さんが5月16日、心不全のため亡くなった。81歳だった。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻で俳優の池波志乃さん。池波さんとは”おしどり夫婦”としてテレビ番組やCMに出演。絵画や陶芸など多趣味で知られた。

4月貿易収支4,625億円 赤字 2カ月ぶり, 輸出入とも過去最高

財務省が5月22日発表した4月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4,625億円の赤字だった。赤字は2カ月ぶり。赤字幅は前年同月比7.6%増加した。
輸入額は前年同月比8.3%増の9兆4,432億円で、2カ月ぶりに増加した。輸出額は同8.3%増の8兆9,807億円で、増加は5カ月連続。輸入・輸出額とも4月としては過去最高だった。輸入のうち原油は1兆64億円で13.1%増えた。輸出は米国向けのハイブリッド車(HV)など自動車が1兆5,824億円で17.8%増加した。

袴田巌さんに検察が死刑を求刑 「袴田事件」再審公判

静岡地方裁判所で5月22日、袴田巌さんの再審、やり直し裁判の検察の求刑と弁護側の最終弁論が行われた。検察は死刑を求刑した。無罪が言い渡される公算が大きいとみられる中で、検察は新事実がないまま有罪主張にこだわり、極刑を求めた。
検察は論告で「4人を殺害した犯人は袴田さんだと認められる」「強固な殺意に基づいた極めて冷酷で残忍なもの」などと説明。検察の論告を受け、弁護側は「検察側はまた冤罪事件をつくろうとしている」と強く批判した。
判決の言い渡しは9月26日に行われる。死刑囚に対する再審公判での死刑求刑は戦後5件目。過去の4件はいずれも無罪判決が出ている。

1人年間4万円 定額減税6月から 給与明細に明記

「露骨な選挙対策」「企業の事務作業が増える」など痛烈な批判を受けながら、政府がこだわった定額減税が6月からスタートするが、その実施の詳細が明らかになった。
定額減税は1人当たり所得税3万円、住民税1万円の年関計4万円。給与所得者は扶養家族の分も含め6月以降に支給される給与やボーナスに反映される。政府は所得税の減税額を給与明細に記載するよう企業に義務付けている。
住民税については6月分は徴収されず、給与明細では「0円」となる。7月以降の11カ月で減税が反映された納税額が徴収される。

タカラレーベン バンコクで4件目, 798戸分譲マンション

タカラレーベン(本社:東京都千代田区)は5月21日、タカラレーベンタイランド(本社:タイ・バンコク)とともに、ASSETWISE PUBLIC COMPANY LIMITED(本社:タイ・バンコク、以下、ASSETWISE社)と共同で、タイ・バンコクで4件目となる分譲マンション開発事業「Modiz Vault Kaset Sripatum」に参画すると発表した。
同プロジェクトはバンコク中心部の北東約9kmチャトチャック区「ラットヤオエリア」に立地。敷地面積8,592㎡、鉄筋コンクリート造地上21階建と7階建ての2棟構成、総戸数798戸(商業店舗11区画含む)の規模を誇る。

日本旅行 台湾 静宜大学と包括連携協定 教育・交流で協働

日本旅行(本社:東京都中央区)は5月20日、台湾・台中市で国際教育に重点を置く静宜大学と包括連携協定を締結したと発表した。これにより両者は、相互に協力し、学生の教育機会拡充や国際交流、相互の地方創生事業の推進等に向け協働していくで地域課題の解決と持続的発展に寄与する。

4月首都圏新築マンション平均価格7,412万円で高水準

不動産経済研究所によると、4月に首都圏1都3県で発売された新築マンションの平均価格は、前年同月比335万円(4.3%)下落、2カ月連続前年を下回った。ただ、これは昨年都内で高額物件の発売が相次いだ反動で、建設コストの上昇は続いており、価格はいぜん高水準にとどまっている。
都県・地域別にみると、東京23区の平均価格は前年同月比22.1%下落の9,168万円、埼玉県が同8.8%下落の5,088万円となった。一方、千葉県は7.3%高の4,929万円、神奈川県が5.2%高の6,093万円、東京都の23区を除いた地域が4.5%高の5,814万円の水準となっている。

4月パソコン出荷台数14.1%増 3カ月連続プラス JEITA

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、4月のパソコン(PC)出荷台数は前年同月比14.1%増の51万2,000台だった。出荷金額は同20.4%増の666億円だった。台数・金額ともに3カ月連続プラスとなった。
出荷台数の約88%を占めるノートPCの出荷が21.4%増の44万7,000台、出荷額は33.1%増の578億円と大きく伸びた。新型コロナウイルス禍の在宅勤務の推進で導入された法人向けノートPCの買い替え需要が好調だった。
一方、デスクトップPCの出荷は19.7%減の6万4,000台、出荷額も25.6%減の89億円にとどまった。台数・出荷額いずれも7カ月連続で前年割れとなった。