航空各社のまとめによると、年末年始(12月27日〜25年1月5日)の予約状況が好調だ。最大9連休となる曜日配列やインバウンド(訪日外国人)需要の高まりも加わって、国内・国際線ともに前年を上回っている。
国内線の予約状況は全日本空輸(ANA)が前年比17.2%増の146万6,091人、日本航空(JAL)グループは同8.8%増の108万239人だった。国際線は、ANAが同16.2%増の24万1,323人で、JALグループ同24.2%増の22万6,089人となっている。
関西空港では期間中、国際線の1日あたりの予約は約7万5,200人で、コロナ禍前の2019年を上回り、過去最高となる見込み。
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住友重工, 藤田医科大など次世代放射線技術を共同開発
住友重機械工業(本社:東京都品川区)は12月25日、藤田医科大学(所在地:愛知県豊明市)と次世代の放射線治療技術を共同開発すると発表した。
がん粒子線治療技術の一つ「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」に関する技術で、従来よりがん細胞を攻撃する能力が高い新規薬剤も同時に開発する。膵臓(すいぞう)がんなど、難治性がんの治療法につなげる。住友重工、藤田医科大やアトランセンファーマ(本社:大阪市)、ステラファーマ(本社:大阪市)、フジタ(本社:東京都渋谷区)の各社がこのほど、BNCTの研究開発推進に向けて覚書を締結した。
BNCTは、がん細胞がホウ素を取り込む性質を利用し、ホウ素と中性子の核反応でがん細胞を破壊する。陽子線や重粒子線といった従来の放射線治療と違い、1回の照射で治療が完了する。
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環境省 26年4月からPFASを水質基準の対象に 定期検査義務
環境省は12月24日、発がん性が指摘される化学物質「PFAS(ピーファス)」の一部について、2026年4月から水道法上の「水質基準」の対象とすることを決めた。すべての水道事業者に水道水の定期検査を義務付け、含有量が水1リットル当たり50ナノ・グラムを超えた場合は、給水停止のうえ、水質改善を求める。
PFASは有機フッ素化合物の総称で、自然界で分解されず、人体に長く残留する。とくにPFASの一種、「PFOA(ピーフォア)」と「PFOS(ピーフォス)」は発がん性のある有害物質で、国は製造・輸入を禁じ、2020年にはこれらの物質を含む2リットルの水を毎日飲んでも健康に影響がない含有量として、1リットル当たり50ナノ・グラムの「暫定目標値」を定めている。ただ、水質検査など法的な義務付けはなかった。
国が水道水からの検出状況について実施した初の全国調査で、2020〜2023年度に14事業者(自治体・水道事業団)で暫定目標値を超える濃度が検出されていたが明らかになっている。
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25年万博に「関心がある」最低の24%に 4月調査から下落
三菱総合研究所が10月に実施した2025年大阪・関西万博に関する意識調査によると、万博に関心がある人の割合は24%で、前回調査(4月)から1.6ポイント下落し、2021年の調査開始以来、最低となった。調査は半年ごとに実施。全国の20〜60歳代の3,000人を対象にインターネットで実施した。、
万博に「大いに関心がある」「まあ関心がある」と答えたのは、京阪神圏39%(前回比1.5ポイント減)、中京圏26.9%(同1.1ポイント増)、首都圏22.1%(同1.1ポイント増)だった。万博に「行きたい」と回答した人も全体で3ポイント減の24%で、過去最低を更新。とくに30歳代が9.3ポイント減の19.5%と19.5%と落ち込みが目立った。