「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

香港紙創業者 黎智英氏に有罪判決 高裁

香港の高等法院(高裁)は12月15日、香港紙・リンゴ日報(アップル・デイリー、廃刊)創業者で、反体制活動家の黎智英(れいちえい)氏(78)に対し、国家安全維持法(国安法)違反の罪で有罪判決を言い渡した。これによって、香港における「報道の自由」は事実上、認められていないことを浮き彫りにした。
国安法違反の最高刑は終身刑で、2026年1月に情状に関する陳述の機会が設けられた後、量刑が言い渡される。ここまで検察側の主張が全面的に認められており、厳しい量刑となることが予想される。

スターアニスが2歳牝馬女王 G1阪神JF

2歳牝馬の女王決定戦、第77回阪神ジュベナイルフィリーズ(JF、G1,1600m芝、18頭出走)は12月14日、阪神競馬場で行われ、2番人気に支持されたスターアニス(松山弘平騎乗)が1分32秒6で優勝。G1制覇で重賞初勝利を挙げるとともに、1着賞金6,500万円を獲得した。松山騎手、同馬を管理する高野友和調教師、いずれもこのレース初勝利。
レースは中団追走のスターアニスが、最後の直線で馬群の外め駆け抜け、4番人気のギャラボーグに1馬身1/4差をつけ快勝。さらにクビ差の3着に6番人気のタイセイボーグが入った。前走の圧勝ぶりから1番人気に支持されていたアランカールは5着に敗れた。

甲子園ボウル 立命大が連覇 関学大破る

アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、第80回甲子園ボウルは12月14日、甲子園球場で行われ、立命大が関学大との史上初の関西対決を38−14で制した。この結果、2年連続10度目の優勝を果たした。年間最優秀選手に贈られるミルズ杯は立命大のキッカー、横井晃が獲得した。立命大の連覇は2002〜2004年3年連続優勝以来。

トランプ氏 フェンタニルを”大量破壊兵器”指定

トランプ米大統領は12月15日、合成麻薬「フェンタニル」とその原料の前駆体を「大量兵器」に指定する大統領令に署名した。違法なフェンタニルは「麻薬より化学兵器に近い」と指摘。毎年20万〜30万人がフェンタニルのせいで死亡しているとして、米国への密輸の取り締まりを強化する。

ゼレンスキー大統領 NATO加盟断念の用意

ウクライナのゼレンスキー大統領は12月14日、北大西洋条約機構(NATO)加盟について、米国や欧州からNATOの集団防衛に近い形での「安全の保証」が提供されることを条件に、断念する用意があると表明した。ロイター通信が報じた。
ロシアとの戦闘終結に向けた和平案を巡り、妥協の姿勢示すことで、米国との協議の進展を図るのが狙い。

「ルンバ」アイロボット 連邦裁に破産申請

ロボット掃除機「ルンバ」を製造する米アイロボットは12月14日、米デラウェア州の連邦破産裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。業務不振が続き、身売り先を探したが、買い手が見つからなかった。
米裁判所の承認を経て主要サプライヤーの中国・深圳市の杉川集団(ピセアグループ)系が、アイロボットの全株式を取得。ピセア傘下で再建を目指す。
アイロボットの発表によると、今回の計画によって事業は継続され、従業員への責務は果たし続けることが可能になるほか、裁判所の監督のもとで行われる手続き期間中もベンダーやその他の債権者への支払いが期日通り全額行われる。

4〜9月 中高年の転職者は過去最高, 50代も

大手転職情報サービス「doda」によると、ミドル・シニア(45〜60歳)の2025年4〜9月期の転職者数が、2019年4〜9月期に比べ2.49倍に゙上り過去最高になった。人手不足が深刻化する中、ベテランの”即戦力”を求める現場の需要を追い風に、とくに50代前半の転職が目立っている。これに伴い、こうした事例では平均年収も上昇傾向にあるという。

香港 民主党が解散を正式発表 民主派全滅

香港最大の民主派政党、民主党は12月14日、党員大会を開き、解散を正式決定した。同党は1994年に結党し、香港初の本格的な野党として一時は立法会(議会)の2割強の議席を占めた。しかし、2020年の実質的な民主派の締め出し法とも言える、香港国家安全維持法(国安法)の施行後、党幹部が相次ぎ逮捕され、苦境に陥っていた。この結果、香港の民主派政党はほぼ全滅の状況となった。