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万博会場 62カ国, 3,946人で盆踊り ギネス世界記録に認定

大阪・関西万博会場で7月26日夜、参加国数・参加者数で盆踊りのギネス世界記録に挑戦するイベントがあり、62カ国、3,946人による盆踊りがギネス世界記録に認定された。この催しは「祭り」をテーマに大阪の魅力を発信するイベント「大阪ウィーク」の一環。
ギネス世界記録に認定されるには、参加者の9割以上が決められた振り付けどおりに5分以上踊る必要があったが、民族衣装を身に着けた人たちも数多く加わった参加者は62カ国、3,946人に上り、10分間踊り切り、見事基準をクリアした。

2040年 介護と障害福祉 同じ場で提供「共生型サービス」

厚生労働省の有識者による検討会は7月24日、65歳以上の高齢者が3,928万人とほぼピークになると推計される2040年に向けて、介護と障害福祉を同じ場所で提供する「共生型サービス」など、限られた福祉人材を有効に活用する体制づくりが重要と取りまとめ、審議会に報告することになった。
共生型サービスは、2018年に制定された制度。介護と障害福祉の分野を超えてスタッフを柔軟に活用でき、人材確保が難しい地域でのサービス維持に有効だとしている。

政府の生命倫理調査会 iPS細胞から受精卵作製認める

政府の生命倫理専門調査会は7月24日、不妊症や遺伝性疾患の研究に限定して、人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)などからつくった卵子や精子による受精卵の作製を認める報告書を大筋で取りまとめた。培養期間は通常の受精卵研究と同様、最大14日まで。ただ、人や動物の子宮への移植は禁止する。政府はこの報告書に基づき、関連指針の改正などを検討する方針。

トヨタ インドネシアで12月からEV「bZ4X」の生産開始

トヨタ自動車は7月23日、インドネシアのジャカルタ近郊にある工場で、12月からSUV(多目的スポーツタイプ)のEV(電気自動車)「bZ4X」の生産を開始すると発表した。
同国では、政府が現地生産のEVに対して手厚い税制優遇策を導入していることから、中国勢の進出が相次いでいる。トヨタは同国での自動車販売でシェア首位の強みを生かし、EV市場の開拓を本格化させる。

大阪・天神祭 3,000発奉納花火に歓声 100隻の船団行き交う

大阪に本格的な夏の訪れを告げる日本三大祭りの一つ、大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭は7月25日、本宮を迎えた。陸渡御に続き船渡御の神事があり、およそ3,000発の奉納花火がクライマックスを飾った。
中でも水都・大阪市中心部の大川を舞台とした船渡御が出色。午後6時ごろから菅原道真の御神霊を乗せた船や迎える船が往来。遂には約100隻の船団が行き交う神事が繰り広げらた。そして午後7時半から始まった3,000発の奉納花火が佳境に入る頃には、川岸に集まり見守った見物客らは、夜空を彩り、水面に映る花火の美しさに歓声を挙げていた。

京都・祇園祭 後祭 11基の山鉾が都大路を巡行 先頭橋弁慶山

京都の夏を彩る祇園祭は7月24日、後祭の山鉾巡行が行われた。巡行は9時半から、京都市中心部の烏丸御池の交差点を起点に、豪華な懸装品で飾られた11基の山鉾が順番に、祇園囃子とともに出発していった。
先頭は1番くじを引き当てた「橋弁慶山」。橋の上で戦う弁慶と牛若丸を表した特徴ある山だ。前祭の巡行と同様、交差点に差し掛かると、大きな車輪の下に竹を敷いて、水をまきながら山・鉾が直角に方向転換する”辻回し”が披露された。それぞれの山・鉾の大勢の曳き手の掛け声とともに、山・鉾が向きを変えると沿道で見守る見物客らから一斉に拍手や歓声が挙がっていた。

旧統一教会教団信者2世が集団提訴, 教団に3.2億円賠償請求

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教団信者を親に持つ「宗教2世」の8人が7月24日、信者である親から自由な意思決定を妨げられ、深刻な精神的被害を被ったとして、教団に約3億2,000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。親の行動には旧統一教会の教義が強く影響していたとし、親本人ではなく、教団の責任を問うている。宗教2世側の代理人弁護士によると、この種の集団訴訟は初めてとみられる。

沖縄”やんばる”に700億円投じた「ジャングリア沖縄」開業

沖縄県の今帰仁村(なきじんそん)と名護市にまたがる”やんばる”と呼ばれる豊かな森が広がるグルフ場の跡地に7月25日、沖縄初の本格テーマパーク「ジャングリア沖縄」がオープンした。
同施設を運営するジャパンエンターテイメントが700億円を投じ建設した。この巨大プロジェクトを企画・主導したのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の業績回復、ハリー・ポッターのアトラクション誘致などの功労者で、現在マーケティング会社「刀」のCEO、森岡毅氏。大自然の中での体験を通して興奮や解放感、ぜいたくさを感じるという「Power Vacance!!」がコンセプト。
広大なおよそ60haの敷地に22のアトラクションと15の飲食施設、10の物販施設を備えている。この中には①オフロード車に乗って、襲いかかる恐竜、ティラノサウルスから逃げるアトラクション②雄大な景色を眺めながら飲み物を楽しめる直径22m余の巨大な気球③豊かな森林と空の絶景を楽しめる「世界最大のインフィニティ風呂」などがある。
沖縄観光の新たな目玉として、国内外からの集客を目指す。経済効果は15年間で6兆8,000億円と試算されている。

気象庁 津波観測できないときは「欠測」と発表 7/24から

気象庁は7月24日、津波計が被害を受けるなどして観測できなくなった場合、「欠測」として伝える運用を同日正午から始めると発表した。これは2024年1月1日発生した能登半島地震の際、設置した漁港の津波計が地震直後の地盤の大幅な隆起で一帯が陸地となったため、観測できない事態となった教訓を踏まえた対応。このため、欠測の発表があったら、高い津波が来ている状況を理解してもらい、命を守る行動につなげてほしいとしている。
気象庁は通常、津波の恐れがある地震が発生すると、3分以内に大津波警報、津波警報、津波注意報などを発表。沿岸部に設置dしている津波計で、場所ごとに観測した時刻と津波の高さを随時発表している。

吉村知事 府・市の特区民泊「新規受付いったん停止を」

大阪府の吉村知事は7月22日、府と大阪市がそれぞれ実施する「特区民泊」について、「新規受付をいったん停止すべきだ」との考えを示した。
特区民泊により、訪日客の宿泊需要の受け皿となる一方、利用者のルール無視のゴミ出しなどで近隣住民とのトラブルが頻発しているため。大阪市では全国の特区民泊の9割が集中している。