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電力8社, ガス4社 5月使用分料金引き下げ 燃料価格低下で

電力大手8社と都市ガス4社は5月使用分(6月請求分)の料金を引き下げると発表した。燃料価格の低下を受けたもの。契約者が多い電気の「規制料金」は、一般的な家庭で東京電力が前月より52円安い8,979円で、中部電力は54円安い8,764円。関西電力と九州電力前月と同じ料金となる。また、都市ガス(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガス)は18〜24円の引き下げで、東京ガスは21円安い6,004円となる。

大屋根リング 一部保存案 200m残す 協会調整 近く議論

大阪・関西万博のシンボル、世界最大の木造建築物・大屋根リングについて、万博協会が1周2kmのうち約200mを閉幕後も残す方向で調整していることが分かった。現地に保存する場合、新たに改修費や維持管理費が生じると見込まれ、5月2日にも大阪府、大阪市、経済界のトップらによる会合を開いて方向性を議論する。

「空飛ぶクルマ」万博会場で飛行中破損 当面運航中止

大阪・関西万博の会場で4月26日、次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」の機体の一部がデモ飛行中に破損した。
事故は会場西端の離着陸場で同日午後3時頃、米リフト・エアクラフトの1人乗り機体「ヘクサ」(全長4.5m、高さ2.6m)のデモ飛行中に発生。地上約10mで機体上部のプロペラモーター18個のうち1個が破損し、このモーターを覆うプラスチック製カバー(縦17cm、横15cm、150g)2個が落下した。
運航する丸紅は27日のデモ飛行を中止し、このトラブルを国土交通省航空局に報告。万博協会は、丸紅に対し、早期の原因究明を求め、安全が確認できるまで運航を見合わせることを決めた。

日産 武漢工場撤退へ 年間30万台の中国拠点 販売不振で

日産自動車は、経営再建に向けたリストラ策の一環として、中国内陸部、湖北省の武漢工場での車両生産から撤退する方針を固めた。同工場は年間30万台の生産能力を持つ主力拠点だったが、中国メーカー勢の台頭に伴う販売不振で、稼働率が1割未満に低迷していた。関係者によると、2025年度内にも生産を終了する方向。同工場は2022年に稼働したばかりで、わずか3年での撤退となる。

警察庁 自転車”青切符”26年4月開始 ”ながら運転”に反則金

警察庁は4月24日、2026年4月1日から、16歳以上の自転車運転者の交通違反に「青切符」を交付する新制度を開始する方針を明らかにした。走行中に携帯電話を使用する「ながらスマホ」の反則金を1万2,000円、信号無視は6,000円とすることなどをまとめた道路交通法施行令の改正案も公表。
青切符の対象となるのは、信号無視や1時不停止など比較的軽微な113種類の交通違反。違反時に警察官の指導や警告に従わなかったり、危険な走行をした場合に反則金を科す。

商船三井 米国ワシントンD.C.に6/1新拠点を開設

商船三井(本社:東京都港区)は4月24日、米国法人MOL(Americas)LLCを通じて米国ワシントン・コロンビア特別区(以下、ワシントンD.C.オフィス)を開設すると発表した。開設日は6月1日を予定。
連邦政府機関、議会、規制当局、業界団体、さらには多国間協議の場となる国際機関・大使館が集積する世界的な政策決定の中枢である米国ワシントンD.C.に拠点を構えることで、多様なステークホルダーとの関係を構築し、情報交換や提言を通じて米国のみならず、グローバル規模で顧客に安定したサービスを提供する。

コメ 16週連続値上がり 前週より3円高 5㌔4,220円に

コメの価格の高止まりが続き、わずかながら上昇貴重にある。農林水産省は4月28日、14〜20日にスーパーで販売されたコメ5kgあたりの平均価格が前週より3円高い4,220円だったと発表した。これで16週連続の値上がりで、前年同期(2,088円)の2倍超の水準が続いている。
これまでのところ、放出された備蓄米の流通には時間がかかっており、現時点では価格下落効果はみられていない。

西郷真央 女子ツアーでメジャー初V シェブロン選手権制す

女子ゴルフツアー、今季のメジャー初戦、シェブロン選手権で最終日の4月27日、西郷真央(23)が5人によるプレーオフを制し、米ツアー挑戦2年目で、待望のツアー初勝利を挙げ、快挙を達成した。シェブロン選手権はメジャー全5退会の一つで、賞金総額は8,000万ドル(約11億6,000万円)で、西郷は優勝賞金120万ドル(約1億7,400万円)を獲得した。
日本女子がメジャー大会で優勝するのは樋口久子、渋野日向子、、笹生優花(2回)、古江彩佳に次いで史上5人目。全米女子プロ、全英女子オープン、全米女子オープン、エビアン選手権を制しているが、これまで唯一、未勝利だったのが今回のシェブロン選手権で、2001年の福嶋晃子の2位が過去最高だった。

京都ノートルダム女子大 26年以降の募集停止 29年閉学へ

京都ノートルダム女子大学(所在地:京都市左京区)は4月25日、少子化などの影響で定員割れが続いているとして、2026年度以降の学生の募集を停止すると発表した。2025年春入学の学生が卒業する2029年以降に閉学する見通し。
同大学は1961年に設立され、比率した女性の育成を掲げ、「国際言語文化学部」や様々な分野を横断的に学ぶ「女性キャリアデザイン学部」など4つの学部と学環で女子学生を受け入れてきた。しかし、急速な少子化の進行で入学者数が定員を大きく下回る状況が続いており、大学の存続が困難な状況に至っているとしている。
同大学によると、2024年5月時点の学生数は881人で、定員の充足率は61%にとどまっている。