フランス国防省は3月26日、ホルムズ海峡の航行再開に向けて35カ国の軍参謀総長等によるオンライン会議を開催したと発表した。米国・イスラエルとイランとの戦闘停止後に船舶の安全を確保する体制の構築について協議した。フランス国防省は参加国名を明らかにしていないが、日本も出席している。
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湾岸産油国 ホルムズ海峡避け迂回ルートで輸出
ホルムズ海峡がイランに事実上封鎖された状況が続く中、石油輸出を基幹産業とする湾岸諸国は、迂回(うかい)ルートでの輸出拡大を急いでいる。だが、イラン側は米国がイラン最大の原油の積み出し拠点のカーグ島を攻撃すれば、迂回ルートも反撃すると示唆しており、容易に解決策とはならない可能性もある。そうした事態に陥れば、世界のエネルギー市場にさらに深刻な影響が出かねない。
中東最大の産油国、サウジアラビアは通常、油田地帯の東部で産出される原油の大部分をペルシャ湾側からホルムズ海峡を通って輸出してきた。だが、今回の事態の深刻化を受け、原油を紅海側に振り向けている。長さ1,200kmのパイプラインで東部から西部ヤンブーの港に原油を送り、イエメン沖のバブルマンデブ海峡を通過する形で、主にアジア諸国に向けて輸出している。
ロイター通信によると、国営石油会社サウジアラムコのトップは3月10日、このパイプラインの輸送能力を日量700万バレルに引き上げることを明らかにしている。ヤンブー港の3月の原油積み出し量は過去最大の日量380万バレルに上る見通しだ。1〜2月の130万〜140万バレルから大幅に拡大する