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「高市首相」誕生の公算 維新, 立憲と国民に離脱を通告

連立政権の樹立に向けた自民党と日本維新の会の2回目の協議が10月17日行われ急転、20日の合意を目指し詰めの調整を急ぐことになった。これにより、混迷を深めた首班指名選挙は、高市氏に決まる公算が大きくなった。
自民党との協議の急速な進行を受け、維新は立憲民主党、国民民主党との3党で進めていた首相統一候補協議からの離脱、打ち切りを立憲、国民両党に通告した。
自民・高市総裁と維新・藤田共同代表は17日、協議後「大きく前身した」との認識を表明。維新が求めた12分野の政策項目と議員定数の削減について、維新側が絶対条件とする「議員霊数の削減」の方向性は自民が受け入れた。ただ、企業・団体献金の禁止と、2年間の食品の消費税率0%への引き下げに関しては、隔たりは埋めきれなかった。したがって、まだ不透明な部分や時間的に詰め切れないケースも考えられる。しかし、自民、維新とも連立政権樹立に向けて走り出したことは間違いなく、双方の妥協点を見いだすことになるとみられる。

大阪万博 水素船”まほろば”岩谷産業が東京都に無償提供

東京都と岩谷産業は10月16日、大阪・関西万博で一般客の会場への移動手段として運航されていた水素燃料電池船「まほろば」について、開発した岩谷産業が都に無償提供する基本協定を締結したと発表した。東京港で2026年度に運航を始める予定。岩谷産業が脱炭素技術をアピールした”万博レガシー(遺産)”を都内で有効活用することになる。
まほろばは定員150人で、水素燃料電池と蓄電池のハイブリッドで航行する日本初の旅客船。万博期間中は一般客の乗せ、大阪市内と万博会場を往復していた。

富士通 インド理科大学院と社会課題解決へ先端AI技術で協働

富士通は10月16日、社会課題解決を加速するためインド理科大学院(IISc)と先端AI技術の共同研究を開始すると発表した。両者は共同で要件を決定し、IIScが基礎的な理論救急を行い、新しいアルゴリズムや計算方法を研究・提案する。富士通はインド富士通研究所と共同で、これらの成果を実装しテストを行うことで、ソフトウェア業界基準を満たすソフトウェアフレームワークの開発を目指す。

訪日外客 25年1〜9月累計3,000万人を最速で突破, 9月最多

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、9月の訪日外国人旅行者は前年同月比13.7%増の326万6,800人に上り、9月として過去最多を更新するとともに、9月として初めて300万人を突破した。この結果、訪日外国人は1〜9月累計で3,165万500人となり、過去最速での3,000万人超えを記録した。

34年ぶり大相撲ロンドン公演10/15始まる チケット完売

34年ぶりとなる大相撲ロンドン公演が10月15日、英国・ロイヤルアルバートホールで始まった。大の里、豊昇龍の両横綱をはじめとする力士が顔を揃える”SUMO”の公演前人気は高く、英国内はじめ欧州各地からも訪れる人が多く、日本相撲協会によると合わせて2万7,000枚のチケットは完売したという。同公演は5日間にわたって行われ、優勝賜杯を争う。初日は大の里、豊昇龍の両横綱らが順当に勝ち進んだ。

国立競技場「MUFGスタジアム」に 三菱UFJが命名権

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は10月15日、国立競技場(所在地:東京都新宿区)の主施設のネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。2026年1月から同競技場の呼称を「MUFGスタジアム」とする。契約期間は5年間となる。契約金額は非公表だが、総額で100億円規模とみられる。

野党3党首会談 立憲・国民の基本政策で溝埋まらず

立憲民主党の野田代表、日本維新の会の藤田共同代表、国民民主党の玉木代表の3党首は10月15日、首班指名選挙の対応を巡り、党首会談を開いた。野田氏は「野党が知恵を出し合えば、政権交代できる」と強調。野党候補の一本化を呼び掛けた。これに対し、玉木氏は安全保障やエネルギーなどの基本政策で立憲民主党に方針転換を求めた。これを受け、野田氏が「原発ゼロ」を掲げる党綱領を変える考えはないと回答。両党の隔たりが埋まらず、合意には至らなかった。

自民・維新 連立視野に協議入り「高市首相」強まる

自民党の高市早苗総裁は10月15日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と国会内で会談し、新たな連立政権の発足を視野に、政策競技を始めることで合意した。16日に初会合を開く。高市氏はこの際、臨時国会の首班指名選挙での協力を要請する予定。維新が応じれば「高市首相」選出の高3が大きくなる。