カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールは7月17日、セブン&アイ・ホールディングスへの買収提案を撤回したと発表した。クシュタールはセブン&アイの取締役会宛ての書簡で「誠実で建設的な協議に応じてもらえなかった」とし、この間のセブン側の一連の動きについて、「貴社のガバナンス体制に対して強い懸念を抱いている」などとしている。
いずれにしても、クシュタールの7兆円規模の買収提案、今回の撤回により、2024年8月から11カ月にわたる買収を巡る両社の”せめぎあい”に終止符が打たれることになった。