経産省「全固体電池」5社に補助 最大255億円 EV用

経済産業省は、電気自動車(EV)に搭載する次世代電池の本命とされる「全固体電池」の部材製造などに補助金を拠出する方針を固めた。経済安全保障推進法に基づく戦略物資として、全固体電池の生産強化を補助対象に認定するのは初めて。
対象企業は出光興産、三井金属、東洋鋼鈑、三菱ケミカル、智頭電機の5社。全固体電池の部材や関連諸資材に対する5社の計648億円の投資計画に対し、最大255億円を補助する。