タイ憲法裁判所 セーター首相解任 閣僚資格違反者の任用で

タイ憲法裁判所は8月14日、議会上院の前議員40人がセーター・タウィーシン首相(62)の解任を求めた裁判で、この訴えを認め、セーター首相を解任した。裁判官9人のうち5人が解任に賛成、4人が反対した。
罪状は4月の内閣改造で、首相府相として入閣したピチット・チューンバーン氏(65)が、過去に実刑判決を受け服役していたことが発覚。セーター首相は憲法が定める閣僚資格に違反する人物を閣僚に任用したというもの。